「日本語.jp」なら難なく、日本語版Firefoxのデフォルトでスンナリと表示してくれます。
しかし、「.com」と「.net」はデフォルトで表示してくれません。
このあたりの詳しい説明は↓
どうやらアルファベット圏におけるフィッシング詐欺対策の影響に引き釣られているようです。
しかし、これでは非常に使い難いです。
←週末雑貨.ntym.netをFirefoxで表示させたところです。 「週末雑貨」がpunycode変換され、「xn—7pv974fsnc47i」として表示されている。 アルファベット圏ではフィッシング詐欺対策で有効かもしれませんが、日本語圏では非常に不便です。 ※「.jp」や「.org」等はデフォルトで対応していますが、「.com」と「.net」は対応していません(デフォルトの対応状況は上記Wikipediaからリンクされています)。 そこで、Firefoxの定義を修正し、表示できる方法を記載しておきます。 | |
←週末雑貨.ntym.netを修正後のFirefoxで表示させたところです。 |
上の作業をしていて、フと気になることがありました。
それは、TLDとして既に20チョット程が登録されています。
アラビア語等で取得したとは聞いていましたが、調べてみるとロシア語と思しき文字も見受けられました。
しかし、将来導入が予定されているらしい「.日本」つまり「.xn--wgv71a(と思う)」が登録されていません。
今のところは運用が行われていない状況なので登録されていないのは当たり前と思いますが、早急に対応してくれる保証もないと思います。
その場合は、上記の方法を試してみてはいかがでしょうか。
なお、ナゼかデフォルトとして「.xn--zckzah」つまり「.テスト」が登録されていたりするのはフシギです。
それと、Linuxの場合にはPunycode変換を助けてくれるツール「idnkit」がインストールされていることと思います。
この「idnkit」は以下のリンクで配布されており、ドキュメントも公式リンクは無いっポイですが、Googleからは飛んでいけるようです。
国際化ドメイン名ツールキット(idnkit)バージョン1.0 配布開始のご案内
使い方の見本として、Windows XPのTTSSH(Tera Term)からOpen Suse 11.3に接続した状況で記載しておきます。
(一部は塗りつぶしで対応しています)
こんなような記事を書いていますが、苦手なモノもあります。
それは…
CMSに代表される、スクリプト、ソース、コード、タグ、プロパティという言葉に代表される分野…
つまり、ソフトウェア関係はズブの素人です。
PCサーバーをリニューアルし、新マシーンへと移行したついでにCMSを導入しようと四苦八苦中です。