ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、本日(6月3日)付で「
新しいデジタルライフスタイルを提案する PSP® 「プレイステーション・ポータブル」go PSP®の新ラインアップとして、日米欧アジアにて2009年秋発売」を発表した。
それによると、日本では11月1日より希望小売価格26,800円(税込)で発売され、欧米では一足早くとなる10月1日よりUS$249、€249にて発売される予定です。
以下に報道発表より、affilieが注目する2つの部分を記載します。
- スライド方式3.8インチ ワイド液晶を搭載
いままでのPSP(PSP-1000/PSP-2000/PSP-3000)は、液晶画面と操作部分がノッペラ1面となる構造でした。
今回のPSP goでは、持ち運びの際は液晶画面だけが表面に出ており、遊ぶ際に液晶画面をスライドさせることにより、液晶部分下からキーバッドが出てくるようになっています。丁度、スマートフォンのような感じです。
液晶解像度は480X272ピクセルは従来のPSPと同じですが、物理サイズが異なっています。PSP-3000では4.3インチとなっていましたが、今度のPSP goでは3.8インチへと縮小されています。
物理寸法では、PSP goが128X16.5X69mm、PSP-3000が169.4X18.6X71.4mmとされていることから、PSP-3000に比べて縦長で厚ボッタく感じるだろう。しかし、持ち運びには便利なサイズと思われます。
次に構造的に考えてみると、PSP goでは液晶部分を独立させることにより、PSP-1000の頃に発生していた、液晶画面内へのホコリ侵入、キーバッドの著しい強度不足が改善されている思います。また、横が縮小されているので持ち易そうにも思えます。 - UMDの廃止でオンライン専用機となる
新しく投入されるPSP goではUMDドライブが搭載されていません。また、拡張ユニットにも言及されていないところから、PSP goではUMDを一切サポートしないものと推察します。
そうなると、「ソフトウェアをどうやって」と考えるのは誰しもが思うことだろう。
その答は既にプレス発表されていますが、「PlayStation Network」、「PlayStation Store」を拡充し、ダウンロードして遊ぶというものです。
このため、本体搭載メモリが強化され、PSP-3000では本体メモリ64MBであったのが、PSP goでは16GBにまで拡張されています。
ただ残念なのが、通信手段だろう。
無線LAN、Bluetooth、USB2.0というもので、目新しいのはBluetoothを搭載した程度で、他はPSP-3000のマンマというところ。
折角のオンライン専用機ならば、VAIO Type Pのようなケータイ直結も行って欲しいところではあるが…実はこれも難題が多くなる。バッテリの持ち時間のほかに、ケータイキャリアというハタ迷惑な仕組みがあるからです(ちなみにaffilieはドコモなので、他社対応は不要と考えてしまいます)。
次に、今まで買ったUMDソフトが使えなくなるのかどうかについては、自分も不明です。
PCへインストールして使用するためのソフトウェアCD-ROMが添付され、Media Goなるソフトウェアを使って「PlayStation Store」へ接続するらしいのだが…UMDソフトウェアを所有しているかどうかの管理までは行ってくれないと思うんだけど…。
新しいデジタルライフスタイルを提案する PSP® 「プレイステーション・ポータブル」go PSP®の新ラインアップとして、日米欧アジアにて2009年秋発売
<http://www.scei.co.jp/corporate/release/090603a.html>
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