2008年8月22日金曜日

Fedora 9 で四苦八苦 仮想化(VMware-ESX3i Xen)で…嬉

 前号の第1Rで失敗した「VMware ESX Server 3i」は、どうにかこうにかインストール成功したようです。
 また、第1Rで失敗した「Fedora9によるXen-Hypervisor」の構築は、Fedora9xen-kernelではDom0構築不能であるとの情報があり、失敗というよりも情報収集ミスによる凡ミスであることが判明しました。

 Fedora9で仮想化を構築するにはxen-カーネルによる構築が無理ですので、qemuまたはlibvertdによるservice環境で構築する必要があります。
 Fedora9にはRHELCentOSで使用されているVirt-managerなるGUIもありますので、qemuまたはlibvirtdserviceコマンドstartしてやれば簡単にゲストOSを構築できるものと思います。

 さて、私が仮想化を使おうと動機づけてくれた本命のVMware ESX server 3iに戻ります。
 このESX Server 3iVMwareのサイト内においてもコロコロと表現が変化しますので要注意です。
 まぁ、あの会社ですので常時のことですけど…。
 「ESX Server 3i」の他には、「ESXi」、「ESX 3i」、「ESX Server i 3.5」…脳内が四苦八苦してしまいます。

 前回の第1Rで失敗した原因は、CPU等のハードウェア環境に依存するものではなく、凡ミスに属するものではありますが「インストールしたパッケージ」が異なっていました。

 ざっと、インストール手順を記載しますので仮想化に挑戦してみてください。
 なお、必要環境は、第1Rと同様になっており、ハードウェアをカナリがた選別しますのでベアボーン環境な方は失敗すると思って取り掛かって欲しいところです。

1)必要なハードウェア
CPU:xeonもしくはopteronの2個搭載(i686なら1個でもセーフみたい)
mem:制約は無いが、1GB以上が必須と思われる
VGA:何でもOKなようですが、VESA対応位は欲しいところ
HDD:SATA接続のものでIntelAMDnvidia謹製チップはダメ、AdaptecはOKです
LAN:ギガビットでIntelチップのみ対応

2)インストールしたPCの仕様
CPU:Pen4-2.4CGHz(HT有効)
MEM:DDR400-512Mx2=1024MB
VGA:Geforce6800(AGP)
HDD:日立製SATA-80GBのもの
SATA:オンボードPromise SATA150コントローラ
LAN:インテルPro/1000(PCIでなくCSA接続の貴重品モトイ骨董品)

3)インストールしたBinaries
 成功したインストールバイナリは、「ESX Server 3i U2 Installable Refresh」のモノです。「with HP」が付いたインストールバイナリはHP専用らしく、一般向けには使えないみたいで、私の所では第1Rでの失敗になった原因です。

4)手順
まずは対象となるハードウェア環境をチェックしましょう。
CPU/HDDコントローラ/LANは制約が大きいので要注意事項です。

インストールバイナリを焼き付けたブータブルCD-Rを使って起動します。
起動するとメニューが表示されますが、オプションを編集することなくデフォルトのまま実行します。

ハードディスクが上記環境のように外部コントローラである場合は通る可能性が高く、インストーラが見つけてくれます。
この時点でHDD領域(空が推奨されており、実際に上書きされてしまいます)が見つからなければ諦めるなり、SATAコントローラを新たに買ってくるかする(動作したのでPromiseを薦めておきますが、人柱精神旺盛な方はSilとかもアリかな)。

インストールするHDD領域を選択すると、インストールイメージがCD-RからHDDへと転送されていきます。
転送が完了すると、再起動となります。

再起動させるとVMwareによるhypervisorカーネルが起動し、XenでいうところのDom0環境らしきものが起動します。
この際もハードウェア構成LAN構成が行われているようです。

起動が完了するとネットワーク環境が構築されています。
この時にIPアドレスが0.0.0.0な方はNICが認識されていないようです。
ちなみにIntelPro/1000が推奨されており、Pro/100ですらリストアップされていません。
また、RealtekNICは無視されました。
どうやら民生向けにはIntelチップ限定のようですが、業界向けの高級チップは不明です。
これまたNICがダメな方は新たに購入してくるか、諦めるかになります。

ここまで一通りにクリアできた方は、次の作業に移ります。

まずは起動したVMware ESX server 3iHypervisor上では直接作業をすることができません
端末から操作できるのは、上述のネットワーク環境を手動設定することと、シャットダウン程度と思ってください。

と、なると…ゲストOSなんかはどうするのか…である。

これは遠隔でのみ実行することができ、実行するためのプログラムがVI Clientと呼ばれているソフトウェアです。
このVI Clientは、Win用が用意されています。
マニュアルにはDownloadサイトから評価版を…とも書かれていますが1時間ほどかけて探して見ましたが、Downloadサイトには発見できませんでした。

VI ClientはインストールしたVMware ESX 3iの中に予め含まれていますのでhttp接続して引っ張り出します。
よって、http://を入力し、SSLのエラーを無視すると、ESXiのページが表示され、その中にVI Clientリンクされています。
このリンククリックして取り出します。

Winの場合はインストーラが起動し、セットアップが行われます。

セットアップが完了し、VI Clientを起動させると、VMware server管理コンソールを彷彿とさせる見慣れたWindowが起動します。

この先はゲストOSの登録作業となりますが、VMware Serverを使ったことがある方なら説明は不要と思います。
がんばってゲストOSを登録していきましょう。

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2008年8月21日木曜日

Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 仮想化で…泣 第1R

 VMware ESX 3i が無償公開された事で刺激され、Hypervisor 方法による仮想化を試みてみました。
 結果は…タイトルにある通りで失敗に終わっています。

 以下に失敗したポイント等を記載しておきますので導入成功への足がかりとしてみてください。

1)インストール対象環境
CPU:Pen4-3.0GHz(HT有効)
MEM:DDR400-512x2=1GB
VGA:Geforce 6800 AGP
Chipset:i865G+ICH5(Rはありません)
拡張:Promise Fasttrack SATA150
HDD:SATA 80GB
ROM:PATA接続のマルチDVDドライブ

2)VMware ESXi

 要求環境が高いかったです。感想としてはラックサーバーが対象のようです。
 上述のICH5のSATA接続ではインストール先として認識しませんでした。
 VMware ESXiのインストール先となるストレージデバイスはSATAやSASとされていますが、Intel純正チップはダメでした。
 オンボードのPromise SATA150へ接続したらインストール先デバイスとして認識されました。
 まずは、この時点で弾かれるユーザーが多いと思います。
 オンボードのSATAコントローラは、RAIDモードではなく、通常モードで接続し、インストール先として認識できたあたりから、安いSATAカード(Silが多いかな)でも認識される可能性はあります。
 この際に、フと思ったのがNAS対応の部分です。
 NFSなら対応するようにも思えますが、SMBはダメでした。

 HDDが認識できたところでCD-ROMからインストールイメージを転送させてやります。

 インストールイメージの転送が終了し、再起動させた後に…失敗でした。
 Hypervisorが起動した直後に「ブルースクリーン」ならぬ「ピンクスクリーン」が表示されました。
 これではゲストOSのインストールとかが出来ません。
 エラーメッセージを見ると、CPUに関係していそうです。

 VMware ESXiCPU要求スペックとしては、XeonOpteronを2個以上とあるようです。
 どうやら、この辺りがネックにも思えますが、遅くても動いてくれないのには…参りました。

 また、ドキュメントには記載されていませんが、Xenを設定している際に感じたのですが、場合によってはPen4固有の拡張機能が必要環境を満たしていない可能性もあります。

3)Xen

 要求スペックは満たしていると思いますが、HypervisorとなるべきXenカーネルが起動してくれません。
 インストール等はFedora9ですのでパッケージユーティリティが使えますので基本的にはRequireパッケージも自動でインストールされるハズなんですけど…。
 エラーで停止しているポイントは、Grubから起動した後にログチェックに関するエラーメッセージが出力され(ログ作成失敗とかかな)、コンソール初期化と思しきあたりでハングアップしてしまいます(20分ほど放置して進行せず)。
 エラーコードも何も無いんじゃ~作業が進行しませんでした。

 Fedora9のドキュメントを見ると、Fedora8では記載されていたGrubの設定項目が無いです。
 KVM/Qemu廻りの説明は記載されていますが、Xenに関してはイキナリ的にゲストOSへと飛んでいるような気がします。

 なお、xen.orgからtarボールをダウンロードしてインストールは行っていません。
 今回の作業はFedoraパッケージだけの作業にしています。

 もしかしたら、とんでもない勘違いだけの気もしますが、CPUも気になるポイントです。

 完全仮想化で要求されている拡張機能にIntelならvmx拡張、AMDならvms拡張(ウロ覚えです)がありますが、Pen4は対応しておらずvmeとなります。
 準仮想化で要求されている拡張機能にはPAEがありますが、Pen4は対応しています。
 Pen4も表現上はi686であり、PAEがあるのでHypervisorを動作させる環境にはあると思うのですが…謎。

 なお、CoreシリーズのCPUを使っていませんので不明ですが、Core2i686の気がします。
 それは新CPUとなるnehalemCore i7というネーミングからして、i786になるものと勝手に思っているからです。

4)KVM/Qemu

 設定ファイルを修正したりしていませんが、serviceコマンドで一発起動しました。
 もっともSoftwareエミュでの仮想化なのでハナから試す気はありません。

まずは失敗報告です。

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2008年8月19日火曜日

コレって入れ食いかな…Yahoo!ブログ

 昨日になりますが、週末雑貨 Yahoo館をYahoo!ブログへ設置しました。

 つい先ほどですが、週末雑貨 Live館をLive Spaceにも設置しました。

 今回は試験的な要素が大きい2つですが、SEOを学ぶには実際に行ってみるしか
ないという浅はかな浅知恵も働いています。

 Bogger館はGoogleのサービス、Yahoo!ブログはYahooのサービス、Live Space
はLive Search(私の頭の中ではmsnですけど…)と、3大検索エンジンのサービスに
設置してみました。

 どのブログもメール投稿対応、ケータイブラウズ対応しているようですが、リ
ンクの貼れないYahoo!ブログは少しマイナスかな。
 しかし、Yahoo!ブログはWiki書式に対応しており、Wiki書式にすることでリン
クが貼れるみたいなんだよねぇ。

 それにしても、拙者のサイト名である「週末雑貨」を検索してみたら…驚。
 Googleでは上位に付けてしまいました…やはりGoogleだけあってキーワードに
は強いみたいです。
 しかし、お膝元のYahoo!じゃ~足蹴にもされないアリサマのようです。
 msnも至ってYahoo!同様でした。

 もっともGoogleは開設近いのをワザとらしく上位にしたりしてるようだから、
陥落は必死かねぇ~寂。

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2008年8月17日日曜日

ヤフー(Yahoo Japan)が検索APIのリクエストアドレスを変更していました

 たまにはマッタァ~リとWebサーフィンをしてみるもんですねぇ。
 Yahoo Japan (ヤフー)さんが検索APIで使用しているリクエスト先のURLを変更していました。

 GoogleのAPIが多いとは思いますけど、Yahooを使っている方は↓の記事を参考に変更する必要があります。

Yahoo!検索、Yahoo!カテゴリのWebAPIドメイン変更のお知らせ

 概略すると以下のように変化しているようです。

 http://aaa.bbb.yahoo.co.jp/cccc → http://bbb.yahooapis.jp/cccc

 今後もWebAPIで使用されているURLを順次変更していくとのことです。
 アクセスエラーが出てしまったらURLの変更を調べてみてください。

 拙者のcocolog館blogger館では関係ないことですが、自前サーバーとなれば最重要な修正対象と思います。


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Bluetooth とは…備忘録 と docomo ユーザー向けまとめ

 チョット前まではOKWave での質問も多かったBluetoothですが、最近では見かけなくなってきました。
 規格に関する内容が浸透してきたってことと思っています。
 回答者となることが少なくなってきましたので腰を落ち着けて自分の備忘録として、また週末雑貨の看板を背負ってることもあるのでdocomo ユーザー向けにまとめてみることにしました。

 1. Bluetoothとはナニ?

 見方で説明する切り口が変わりますが、ユーザーの観点からすれば、ワイヤレス環境で音楽をヘッドフォンで聴いたり、ヘッドセットを使って手放し通話ができたり、PCとケータイとをワイヤレスで接続できたりするための仕組みです。
 Bluetooth機器を選択する上で見る要素は以下のように3つあります。

項目 内容 補足
バージョン 詳細は発見できなかったが8つあるようです
1.0b
1.0b+CE
1.1
1.2
2.0
2.0+EDR
2.1
2.1+EDR
ケータイで多用されているのは2.0+EDR
最新は2.1+EDR
クラス 電波強度に応じて3つあるようです 1:100mW
2:2.5mW
3:1mW
到達距離は次のように解されています
1:100m
2:10m
3:1m
プロファイル 次の公式ページで28個も存在しています
プロファイルの概要
音楽再生では、A2DPで音声データ、 AVRCPで再生/停止/早送/巻戻のコントロール となるようです

 このうち、重要なのが「バージョン」と「プロファイル」になります。
 「クラス」は電波強度だけなので遠く離れた地点同士なら考慮しますがケータイ音楽再生程度なら1か2で充分です。
 また、現行の製品で「クラス」3を採用していものは殆ど無いようですので気にする程でも無いと思えますが、気になる方はクラス2がお奨めです。
 クラス1は長距離まで到達しますが、その分だけ電力を消費しますので結果としてバッテリーの持続時間が短くなります。

2. docomo ケータイでの実装比較

 本家本元のdocomoさんで用意していないみたいなので作成してみました。
 私が使っているケータイP905iですが、新機種が発売されていますのでx06シリーズで調査してみました。

機種名 バージョン プロファイル
F906i
N906i
P906i 2.0+EDR A2DP(SCMS-T対応)/AVRCP/HSP/HFP/DUNP/OPP/SPP
SH906i 2.0+EDR A2DP(SCMS-T対応)/AVRCP/HSP/HFP/DUN/OPP/HID
SO906i
N906iu
N906iL
SH906iTV 2.0+EDR A2DP(SCMS-T対応)/AVRCP/HSP/HFP/DUN/OPP/HID
F706i
N706i
NM706i 2.0 A2DP/AVRCP/HSP/HFP/DUN/OPP/SPP/FTP/GAP/GAVDP/GOEP
P706iu
SH706i
SO706i
L706ie
N706ie
P706ie
SH706iw(予定)
SH706ie(予定)
L852i(PRADA)
※-は未対応を意味します。SCMS-T対応はワンセグにも対応可能です。P906iDUNPは正式にはDUNと思われる。

 ヘッドセット等を購入する際は、上表を参考にバージョンとプロファイルを見て選択します。
 とは云え、「プロファイルを見ただけじゃ~機能が判らない」という方へ推定される機能を表にしてみました。

機種名 バージョン プロファイル(推定機能)
P906i 2.0+EDR ワンセグ音声/音楽音声/音楽制御/ヘッドセット/データ通信/機種間通信
SH906i 2.0+EDR ワンセグ音声/音楽音声/音楽制御/ヘッドセット/データ通信/機種間通信/外部キーボード
SH906iTV 2.0+EDR ワンセグ音声/音楽音声/音楽制御/ヘッドセット/データ通信/機種間通信/外部キーボード
NM706i 2.0 音楽音声/音楽制御/ヘッドセット/データ通信/機種間通信/ファイル転送

3. プロファイルの詳細

 プロファイルの詳細は規格団体のページを見るのが一番です。
 上の表でもリンクを設定しておきましたが、他にもPCとプリンタとの接続で使用したりするものもあるので以下にリンクを貼っておきます。

  プロファイルの概要

4. 補足
 Bluetooth機器は2.4GHz帯の電波を使用しています。
 同じ帯域には無線LAN(802.11b/11g)があり、干渉するようです。
 よって、干渉を回避するには無線LAN802.11aにしておくと良いようです。
 特にPCなんかで無線LAN(802.11b/11g)インターネット動画を楽しみながら、音声をBluetoothで飛ばしていると不具合を生じる可能性がありそうです。

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 powered by Google ドキュメント

 Google ドキュメント で作成し投稿テスト

 Google ドキュメント で作成し投稿テスト
 Google ドキュメントで文書を作成し、XML-RPC投稿テストしてみます。
 大まかな流れは次のとおりです。
  1. Googleアカウント登録する(このアカウントはGoogleサービスで共通して使用できる)。
  2. ログインした状態で Google ドキュメントホーム へ行く。
  3. Google ドキュメント ホーム の右上にアカウントが表示されており、その隣にある「設定」をクリックし、設定(以下に記載)を修正する。
  4. 言語:日本語
  5. タイムゾーン:(GMT+9:00)東京
  6. 右から左へ:ノーチェックマーク(無効)
  7. ニックネーム:任意
  8. 公開プロフィール:リンク無いので修正できない
  9. ブログの設定:お持ちのブログを指定する(今回はBloggerCocologで試験)
  10. 公開ドキュメントの追跡:多くのブログサービスでは内包できないので無効としておく
  11. 以上の設定を「保存」すれば、日本語環境で操作できるようになる。
  12. Google ドキュメント ホーム の左上の方にある「新規作成」から「文書」を選択し、文書作成へ移行する。
  13. ある程度入力すると1行目に記載された内容が自動的にタイトルとなる。
  14. タイトルを任意に変更するには、文書作成ウィンドウの左上の方にある「ファイル」から「名前を変更…」を選択する。
  15. 本文を書く…ともかく書く…セッセと書く
  16. Google ドキュメント文書作成ウィンドウの右上の方にある「共有」から「ウェブページとして公開…」を選択する。
  17. このドキュメントを公開」ウィンドウが表示されるので、下の方にある「ブログに投稿する」でXML-RPC投稿する。
  18. 複数のブログへまとめて投稿できないので、複数のブログへ投稿したい方は登録ブログを修正しながらマルチ投稿するしかない。
  19. ちなみにBloggerへはBlogger-API、CocologへはMovable Type - API で登録してみた。
 以上で作業は終わりです。
 以降の作業は各ブログのページで各々修正していくより他はありません。
 また、試験的にテーブルを作成してみました。
 ブログサービスの中にはテーブル要素を入れられないところがあるので、結果を見てください。
 作成したテーブルは2列2行、黒色枠線有です。
 <テーブル開始>
1列1行目 2列1行目
1列2行目 2列2行目
 <テーブル終了>
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 以降はBlogger館での作業内容です。
  • タイトルが無かったので追加しました。
  • 投稿された文書内容の改行が異なっていたので修正しました。
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intel 新CPU名を インテル Core i7 に決定した模様

 インテルが新型CPUとして開発中のコードネームNehalem」の販売名称を「インテル Core i7」とした模様です。

  インテルの公式プレスページ(NehalemをCore i7(アイ・セブン)と命名)へ

 現行のCore 2 DuoCore 2 Quad との関係までは明記されていませんが、販売される際のロゴが一新されることから、別物であると思われます。
 今まで公的な場所での公開資料を読むとLGA775ではなく、LGA1366(だと思った)となり、CPUソケットの改定が予想されます。

 独断的な要素満載で集約すると次のようなものが予想されます。

  • LGA775に別れを告げ新LGAとなり、ピン数が増加する。つまり32ビットよりも64ビット環境に最適化されつつあると思われる。
  • メモリコントローラがX48やG45などのノースブリッジに無く、AMDのようにCPUに包括され、DDR2やDDR3と云った使用するメモリの柔軟性が乏しくなり、現在は高値の華のDDR3を否応なく使用させることが予想される。
  • Extreme Editionの存在を示唆しているが、キャッシュ容量の相違だけと思われる。
  • 現在の Core 2 では2コア1キャッシュであるが、これが見直され2コア4キャッシュとなりそうである。この背景には Pentium 4 で使用された Hyper Threading 技術が強く関与する。
  • SSEがバージョンアップされ、現行のSSE4SSE4.2となりそうです。
  • 発売時期は2008年第4四半期となっていることから、本年10月~12月と予想される。このためフラッグシップとなっている Core 2 Quad Q9650 の価格動向を注視する必要がある。Q9650 の発売開始直前になって前触れもなく Q9550 の価格が下落していたが、i7 発売の際も同様な傾向になりそうなのでボッタくられないように気をつけるしかない。
  • LGAソケットが新しくなり、メモリコントローラも包括するようだと現行のマザーボードDDR3対応しているモノでも転用は利かないと思われる。マザーボードベンダーの動向も注視する必要がある。
  • i7 そのものの搭載キャッシュ容量は現行の半分となりそうであるが、上述したHT技術により、速度としては向上しているものと思われる。つまり、現行の Core 2 はAMDの2コア2キャッシュよりも無駄が多いものと思われる。しかし、古の技術を見れば、浮動小数のIntel、整数のAMDなのでマルチメディア分野におけるIntelの優位性は揺らぎないものと思われる。
  • 8コア16キャッシュの発売も予想され、クロックアップよりもコア数で速度向上を図ってくるものと予想される。affilieの個人的な考え方では、クロックアップでは2倍速まで上げないと速度向上は見込めないが、並列は増加させた分だけ確実に速度アップすると思っています。
  • よもや Pentium-Pro のようなデカいサイズになることは無いと思っていますが、ピン数の増加に合わせ、現在のLGA775よりも大きくなることだけは必須と思われる。

 その他としてWindowsでは恩恵が少ないと思えるが、Linuxサーバーを構築した経験からすると仮想化技術も見逃せないと思います。
 並列処理で高速化させていますのでXenVMware ESXなどの仮想化環境での実行速度も如実に向上し、サーバー統合化も見えてきそうです。
 1台のサーバーでクラスタリング構成させたり、あたかも別マシーンで実行させているかのような統合されたサーバー構築も見えてきそうです。
 統合されたサーバー構築とは、1台のサーバー上に仮想化コア数分仮想化マシーンを構成し、その上にメールサーバーWebサーバーFTPサーバーDNSサーバーファイアウォールを構成することです。これにより、トータルパフォーマンスが向上し、電力消費の低下が期待されます。

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「Windows Update」のエラー報告が急増中、原因はウイルス by ITpro

日経BP社が運営しているサイトの1つであるITProを閲覧していたら、気になる記事があったので投稿します。
 タイトルにもある「「Windows Update」のエラー報告が急増中、原因はウイルス」という記事で、副題として「特定のサービスを停止して更新不能に、雑誌や知人が原因の場合も」が付けられている。

 記事を読むと、「Windows Updateが正常に実行できない」という現象が発症するとのことである。
 この件に関しては、Microsoftもサポートオンラインページを用意しており、見ることができる。

  

Windows Update サイトにアクセスしようとすると、0x8DDD0018エラーが表示される

 さらにITProを読むと、原因はウィルスが主であり、ユーザーによる変更が副となるような記載がなされていました。
 私的には逆なような気もするのだが…。

 ちなみにではあるが、ヤバいとされるアダルト系サイトを渡り歩いている私のところではウィルスによる発症はない。
 ついさっきもMicrosoft Updateに接続できたし、手動によるアップデート検索も実行できた。

 よって私的には「ユーザーによる安易な変更」が主と思えます。

 もっともITProを読むと、更に追加されるように「ある雑誌の記事で…」と書かれており、NT系のサービスというプロでも変更を躊躇するようなところを安易に記事としているのは「検証が甘い雑誌」と思えます。

 さて、本題に戻りますが、サービス設定を確認してみて欲しい。
 方法は、前述のMSサポートオンラインページに記載されているが、重要な項目は次の2つです。

  • Automatic Updates:自動
  • Background Intelligent Transfer Service:手動

 この2つを変更した覚えのある方は、発症する前に変更しておくのが得策と思います。

 

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