2008年5月29日木曜日
Mozilla Firefox3 Download Day 2008を応援!!
Fedora8、Fedora9と四苦八苦シリーズを記載してきた週末雑貨においても応援しない訳にはいきません。
Fedora8、Fedora9もMozilla Firefoxが正式なブラウザとして初期インストールされ、使用しているからです。
特にFedora9においては、Mozilla Firefox 3のベータ版であるVer.3.0b5が使用されています(執筆時点での最新版)。
当然のことながら、私は「Mozilla Firefox3 Download Day 2008」のページよりエントリーを済ませ、日本人登録数を1名だけですが上げてきました。
Fedoraはパッケージ管理機構であるのでYUMリポジトリからのダウンロードが有効になるかどうかは不明ですが、公開されたらMozillaサイトからダウンロードだけはしてくる予定です。
Linux版のほか、WindowsでもFirefoxを使用していますので、人数では1人ですが、OSが2つ、つまり2ダウンロードの応援をする予定です(念のため使用を予定するダウンロードだけにします)。
cocolog館にしろ、Blogger館にしろ、ブログパーツでの応援はできないので、友人リストにリンクを貼りました。
IEに対抗し得る貴重なブラウザを守るためにも、会社の端末でなくとも自宅のPCで応援と協力をお願いします。
週末雑貨 affilie
Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 nvidia その2
前回となる「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 nvidiaその1」において、nvidiaベータドライバのVer.173.08においてもnvidiaドライバの使用には制約があり、ランレベル5による起動はできず、「バージョンアップが待たれる」と記載しました。
その「バージョンアップ」が行われVer173.14.05となり、早速に試してみたところ正常にランレベル5で起動できました。
まずは173.14.05のページは以下のリンクからどうぞ。
nvidiaドライバ Ver.173.14.05のページ
nvidiaドライバによるX環境を待ち焦がれていた方には朗報となります。
今回は上手く動作したことによる速報のため、Xの設定なんかは次回以降に記載します。
なお、全ての検証は済んでいませんが、クローンモードにおいてはFedora8の設定をマンマ使用することができました。
リリース日付は5月28日となっていますが、昨夜の就寝前のチェックではアップされていなかったので本日の早朝頃にアップデートされていたものと思います。
私のところは、3D機能を使用する予定が無いのでチェックしていません。nvidiaドライバによるツインビュー機能のみでチェックしています。
週末雑貨 affilie
2008年5月28日水曜日
NTT DoCoMo 新型端末となる906iシリーズを発売へ
NTT DoCoMoの報道発表資料はコチラ
既に同社のホームページ上には906iシリーズ、706iシリーズのページが用意されています。
906iシリーズ
706iシリーズ
今回も料金体系として「バリューコース」と「ベーシックコース」が用意されており、ケータイ本体の支払い方法が異なります。
週末雑貨も注目する機能拡張や機能追加はズバリ動画閲覧機能の強化で、次のようなものがあります。
- iメニューTOPに「動画」が追加され、検索も機能する
- 転送方式が不明ながら動画・静止画のアップロードに対応
- WMV対応機種の拡大
- フルブラウザ上でFlash8が閲覧可能となった
- ワンセグラインナップが充実し、家電TVの冠を頂くケータイとなる
- P→VIERA、SH→AQUOS、SO→BRAVIA
- 地図アプリに「災害用メニュー」が追加される
- 新メニューとなる「ダイレクトメニュー」が搭載される
しかし、「ポケットU」サービスは906i固有のサービスだったかなぁ~??
SO906iでは、同社の「BDZ-A70」というブルーレイディスクレコーダーからケーブル接続して動画等を転送する機能に対応しているようです。
なんだか日付だけ見ると、随分と急な展開…。
もしかしてPRADAの反響が大きく、計画前倒しの販売開始かなぁ。
私はバリューコースにしてますのでアト1.5年は905iを使いますけど…。
週末雑貨 affilie
Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 xdmcp その4
今回の「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp」のその4です。
過去3回、特に「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp その3」にてxdmcpをkdmを使って構築しました。
今回は、その出来形を記載します。
悪く言えば「出来たからって、調子に乗るんじゃない!!」って言われそうですが、御勘弁ください。
さて、お見せしたいイメージを1枚だけ添付しておきます。
実は私の試験環境をキャプチャしたイメージです(一部はセキュリティ対策のため塗りつぶしています)。
ご覧のようにWindows XP(SP3)上にて試験できるようになっています。
つまり、試験アクセスはWindows XPマシーンから実際にアクセスを行い、不具合やサーバー側の挙動を「X on Windows」というCygwin上で実行しているxdmcpを使ってリアルタイムに確認や修正を行っています。
サーバーはセキュリティ的に有利なLinux(Fedora)を使用し、クライアントはWindowsという最も裾野が広いと思しき環境になっています。
X on Windowsってソフトは、HOLONって会社がXPのSP0だかSP1あたりの頃に販売したCygwinソフトです。
今でもHOLONさんは法人として存在していますが、X on Windowsの販売は無いみたいです。
よってCygwinを構築するには、ASTEC-Xってのを購入するか、Cygwinの公式サイトからダウンロードしてインストールします。
たとえkdmであったとしてもキチンとxdmcpが構築できれば、ご覧のようにWindows端末からもCygwin越しでアクセスできるようになります。
ほかにもMS-VirtualPCとかVMwareのような仮想コンピュータ上にLinuxをインストールし、そこから実行するって方法もあります(ただしFedoraに関しては起動オプションとかも必要になるとの情報がネットに記載されています)。
xdmcpに関する検索で来られる方も多くなってきたようですので、成功事例として添付しましたのでメゲズに頑張ってみてください。
週末雑貨 affilie
2008年5月27日火曜日
エコな生活 グリーン購入
サミットを間近に控え、テレビ報道でも連日のように「環境サミット」って言葉を耳にする。
CMでも「エコ生活」ってキーワードのもと、「買い替え」まで耳にするようになりました。
CMと言えば、affilieが特に注目したのが「トヨタ自動車」さんです。従来は排気ガスの悪いイメージが着いて回っていただけに遠慮されてきた環境問題に対し、「エコ買い替え」ってキーワードで需要を喚起していることです。
自動車輸出で経済が成り立っているような国ですので、環境サミットと言われれば参加せざるを得なくなったかなぁ〜と思います。
ハイブリッド車も認知され、出荷が拡大しつつあり、技術としても定着してきたってこともあると思います。
さて、本題のグリーン購入ですが、私が注目したのは「旬や地場の食べ物を食べよう」って部分です。
旬や地場の食材は美味しいっ!!
ただそれだけに反応しました。
週末雑貨って看板背負ってますし、何よりも地球環境にも貢献できるってことです。
では何故に「旬や地場」なのかを考えてみました。
旬な食材は、ハウスモノに代表されるような過剰なエネルギー使用がなく、露地モノのように御天道様だけになります。
すなわち、発育をコントロールするための電球を灯すこともなければ、温度を上げてやるのに暖房を炊くこともありません。
また出荷して直ぐに消費されるので冷蔵庫で保管されることもありません。
つまり、御天道様の恵みを受けたモノを採れたてに近い状態で出荷し、食べることができます。
食材として新鮮で美味しくなるのは当たり前です。
次に地場の方です。
これは輸送にかかるエネルギーが近くなればなる程に少なくなるためです。
地場ならば輸送日数も少なくなり、早摘みにして味が薄いまま出荷されるものと異なり、完熟に近くなります。
つまり、美味しくなるのです。
まさに一石二鳥と思いました。
ただ残念なことはコストが高くなりそうなことです。
東京近郊はご存知のように世界の中でもトップクラスの土地代で、人件費もトップクラス。
そんなところで栽培されているのだから高くなる。
目と鼻の先で収穫されたものよりも、地球の反対側から空輸して安いんですからねぇ。
最後は財布と相談するしかありません…。
2008年5月26日月曜日
NTT DoCoMo L852i PRADAケータイのモックアップを見ました
池袋といえば大手カメラ量販店の「ビックカメラ」さんが軒を並べる土地柄です。
前に「PRADA(プラダ)のケータイがイヨイヨ発売へ」を記載し、新しいデジモノに興味深深なことから「ビックカメラ」さんの西口店をチェックしてみました。
すると人だかりもあり遠巻きにしか確認しませんでしたが、PRADAのケータイ(店頭用モックアップ)が、その存在を主張するかのように置かれていました。
もっともPRADAのケータイたって、中身はLG電子製ですので、型番もLで始まるL852iとなっています。
世界展開も視野に入っているようなのでLG電子のようですが、NTTドコモで日本向け専用だったら、NTTドコモ向けの出荷が無いCAとかTとかHあたりとでも組んでもらった方が機能もスコブるテンコ盛が期待できたと思いますので残念なところです。
値札のチェックは怠ってしまいましたが、10万円の大台を少し切る値付になっていたと思います。
今週末の日曜日となる6月1日には全国一斉発売開始ですので先ずは店頭で眺めてみるだけでも肴にできそうです。
ちなみにNTT DoCoMoさんの商品ですので全国のDoCoMoショップで予約できると思います。
私以上に新しいモノ好きで入手したい方はお近くのDoCoMoショップに相談してみては如何であろうか…(私はDoCoMo関係者ではありませんが…)。
Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 xdmcp その3
前回の「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp by kdm(KDE) その1」の続編です。
本流のxdmcpとなるので「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp その2」の続きとして題名を設定しました。
要点を圧縮して記載しますので中級程度の難易度になろうかと思いますが、スキルアップのためにも頑張って読み解いてください。
前回の「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp by kdm(KDE) その1」でxdmcpのクライアント機能を構築できていることがベースとなります。
更に「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 日本語KDE」を参考に日本語化しておくと便利です。
変更を要するファイルは次のものになります(サンプルファイルはまとめて貼り付けます)
- /etc/hosts.deny
- /etc/hosts.allow
- /etc/kde/kdm/kdmrc
- /etc/X11/xdm/Xaccess(/etc/kde/kdm/Xaccessはシンボルリンクファイル)
作業の概略です。
1)hosts.denyとhosts.allow
TCPラッパーを使用するサーバー等で有効なサービスとIPアドレスを無効(deny)と有効(allow)にするファイルです。
古いLinuxでxdmcpを構築する際には修正作業が必要でした。
私は検証を行わずに伝統的に定義するようにしています。
hosts.denyでは無効にしたいものを定義しますが、私は全てを対象に定義しています。つまり、先ず閉じて、それから穴を空けるという方法です。
hosts.allowで必要なものだけを開放します。私は御自宅サーバーと家庭内LANであるのでLAN側は全開放し、外部向けはサービス名を以って開放しています。
2)kdmrc
詳細はサンプルファイルにコメントで記載しています。
肝心の部分をenableだけじゃ~言うことを利かなかったので他のオプションも修正しています。
3)Xaccess
Fedora8まで使用できていたネットワークアドレスがFedora9では無視されます。つまり、xdmcpサーバーとして待受することができません。
単なるバグなのか、今後適用される方針なのか定かではありませんが、無視されて待受できないのは困り者なのでセキュリティを意識しながら開放しています。
以上の4ファイルのサンプルを以下に貼り付けておきます。
いつもながらのコメントも付いていますので参考にしてください。
「hosts.deny.f9.sample1」をダウンロード
「hosts.allow.f9.sample1」をダウンロード
「kdmrc.f9.sample1」をダウンロード
「Xaccess.f9.sample1」をダウンロード
これで再起動すれば、自身のマシーン上のXサーバーもホストとして認識されますので127.0.0.1(ローカルマシーン)だけでなく、ネットワーク上のマシーン(リモートマシーン)として接続できるようになります。
参考のため、ケータイカメラによるピンボケ映像を添付しておきますので、キチンと定義できればxdmcpがkdmで機能するようになります。
←kdmが起動したところ
個人的な好みで"サークル"を使用している
←超ピンボケですが、ホスト選択ウィンドウです
既に別サーバーで運用されているxdmcpのほか、
自身のマシーンもホストとして機能している
以上でkdmを使ったxdmcpの構築は終了します。
Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 xdmcp by kdm(KDE) その1
今回はxdmcpを構築する事前準備としてgdmをkdmに切り替える方法です。
gdmをkdmに切り替えるだけでxdmcp上のXサーバーにはなれませんが、ホスト選択ウィンドウを表示できるようになりますので他のマシーン上にあるXサーバーへ接続できるようになる効能があります。
まずは準備として「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 日本語KDE」を参考に、KDEを日本語化しておくことをお勧めします。
次に本題のgdmをkdmに変更する方法です。
変更というか、ファイルを追加します。
追加したいファイルは、"/etc/sysconfig/desktop"というシステム定義を行うテキストファイルです。
起動スクリプトにおいて、"/etc/sysconfig/desktop"をチェックしている部分がありましたが、ファイルが無く、記載方法が不明でした。
英語サイトを探索していたらタマタマ見かけましたので一気に作業が進みました。
"/etc/sysconfig/desktop"の内容は次の2行です。
- DISPLAYMANAGER=KDE
- DESKTOP=KDE
起動スクリプトを参考に、他のディスプレイマネージャ、他のデスクトップマネージャへも切り替えられますのでサンプルファイルを参考にしてください。
「desktop.f9.sample1」をダウンロード
ファイル名は単に"desktop"ですので適宜修正してください。
私はKDE派ですので使い難いgnomeから変更しています。
これで再起動すればディスプレイマネージャ(ログインマネージャって言う方がわかりやすいかな)がFedora9デフォルトのgdmからkdmへ変更されますが、少し待ってください。
ここで再起動しても冒頭に記載したXクライアントしては機能しません。
実は私も原因が不明だったのですが、ファイアウォールを切った途端に接続できるようになりました。
どうやらFedora9のファイアウォールはポート177の外向きすら遮断するようです。
よってファイアウォールのポート177を開放します。
これで再起動すれば、Xクライアント機能まで対応したkdmで起動します。
kdmが起動したら、下の方にあるタスクバーのようなところで"メニュー"を選択し、"リモートログイン"を選択します。ショートカットではALT+Rキーになっています。
これでリモートホストを選択するウィンドウが表示されますので接続したいXサーバーを選択し接続すれば、Xサーバー上のログインマネージャが表示されるようになります。
この様子をケータイカメラのピンボケ映像で添付しておきます。
私はkdmをFedora9のデフォルトから"サークル"というテーマへ変更しています。
理由は…作者の名前がイイんだょ~!!この映画が好きですからねぇ~不死身の男。
セキュリティー対策のため一部は塗りつぶしを行っています。
Fedora8サーバーが既に稼動しており、Fedora9からのリモートを躊躇していた方には朗報と思いますのでお試しください。
以上で、kdmを使用したxdmcp構築の全般を終了します。