今回の「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp」のその4です。
過去3回、特に「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 xdmcp その3」にてxdmcpをkdmを使って構築しました。
今回は、その出来形を記載します。
悪く言えば「出来たからって、調子に乗るんじゃない!!」って言われそうですが、御勘弁ください。
さて、お見せしたいイメージを1枚だけ添付しておきます。
実は私の試験環境をキャプチャしたイメージです(一部はセキュリティ対策のため塗りつぶしています)。
ご覧のようにWindows XP(SP3)上にて試験できるようになっています。
つまり、試験アクセスはWindows XPマシーンから実際にアクセスを行い、不具合やサーバー側の挙動を「X on Windows」というCygwin上で実行しているxdmcpを使ってリアルタイムに確認や修正を行っています。
サーバーはセキュリティ的に有利なLinux(Fedora)を使用し、クライアントはWindowsという最も裾野が広いと思しき環境になっています。
X on Windowsってソフトは、HOLONって会社がXPのSP0だかSP1あたりの頃に販売したCygwinソフトです。
今でもHOLONさんは法人として存在していますが、X on Windowsの販売は無いみたいです。
よってCygwinを構築するには、ASTEC-Xってのを購入するか、Cygwinの公式サイトからダウンロードしてインストールします。
たとえkdmであったとしてもキチンとxdmcpが構築できれば、ご覧のようにWindows端末からもCygwin越しでアクセスできるようになります。
ほかにもMS-VirtualPCとかVMwareのような仮想コンピュータ上にLinuxをインストールし、そこから実行するって方法もあります(ただしFedoraに関しては起動オプションとかも必要になるとの情報がネットに記載されています)。
xdmcpに関する検索で来られる方も多くなってきたようですので、成功事例として添付しましたのでメゲズに頑張ってみてください。
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