2008年9月13日土曜日

Cygwin で四苦八苦 XDMCPでFedora8に接続する

 週末雑貨での人気シリーズ「Fedoraで四苦八苦シリーズ」にあやかり、「Cygwinで四苦八苦」としてみました。
 「Fedoraで四苦八苦シリーズ」同様に続くかどうかは不透明です。

 今回は「Windows XP上のCygwin/X」から「XDMCP」を使って、サーバーである「Fedora8」の「X」へログインする…記事となります。
 接続対象は、「Fedora9」ではなく「Fedora8」です。
 「Fedora9」は試験環境のみとなっており、「XDMCP」関係でも「GDMによる非サポート」もあり、「Fedora9」よりは安定している「Fedora8」としています。

 事前準備として「Fedora」側で「XDMCPによるアクセスを受け付ける」作業が必要になります。
 こちらは、以下の拙作の記事を参考にして挑戦してみてください。

(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/fedora8_2_b1ba.html)

(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__afb8.html)

(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__6997.html)

(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__b990.html)

(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__0791.html)

(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__f4f0.html)

 って、これらの記事は今年の5月以前に書いたものばかり…書いておきながら忘れかけていました…汗

 Cygwinインストールですが、こちらは「Cygwin」と「Cygwin/X」の2つが必要になると思います。
 affilieの頭の中では、「Cygwin」は「kernel」というか「コンソール」だけ、「Cygwin/X」は「X」だけと整理しています。
 このため、ホームページでは「Cygwin」と「Cygwin/X」とが別々に表現されていても正解なのですが、混乱も生じやすいでしょう。
 つまり、「Cygwin/X」だけをインストールすれば良い…のではなく、「Cygwin」から「パッケージの一部」としてインストールします。

(http://cygwin.com/)

(http://x.cygwin.com/)

 くどいようですが、上記のページは別々になっており、「Install」アイコンも別表現となっていますが、「Cygwin/X」は「Cygwin」の「パッケージの一部」です。

 「Cygwin」の公式ページでは、セットアッププログラムである「setup.exe」が配布されます。
 この「setup.exe」には、「パッケージ」が含まれていません。
 「パッケージ」は全て「ミラーサイト」等からダウンロードしてくる必要があります。

 最初に「setup.exe」を実行すると、インストールするパッケージを選択でき、この際に「ダウンロードして保存しておく」を有効にしておきます。
 バージョンアップが激しいですが、パッケージ総容量も大きいので、再インストール等の際に余計なダウンロードを少しでも減らすためにインストール時点でのパッケージを保存しておき、DVD-R等に焼きこんでおくと後が楽になると思います。

 affilieの環境では、全パッケージがエラー出力なく、「Windows XP Pro XP3」にインストールできています。
 ただし、パッケージ全部を実行してのバグ出しは行っておりません。

 インストールが完了すると、いくつかのアイコンデスクトップ上に作成されると思います。
 重要になるのは、「Cygwin」という名前のアイコンで、これは「スタートメニュー」に作成された「Cygwin Bash Shell」と同じようです。
 このアイコンCygwin」は、Linux環境でいうところの「コンソール」を提供するものらしい(厳密にはターミナルかな…微妙)。
 それと、アイコンStart X - Server (needed for emacs and surf)」もデスクトップに作成されますが、こちらは「Cygwin/X」をインストールしたローカルマシーン上に「X」を実行させておくためのもので、他のマシーンへXDMCP接続する今回のケースでは、起動して邪魔になるけど、不要とまではなりません。
 内部の様子をツブサにハッキングしていませんが挙動を見る限りでは、このアイコンStart X - Server (needed for emacs and surf)」は、「127.0.0.1」への「XDMCP」接続を実現させるものらしい。
 つまり、このアイコンStart X - Server (needed for emacs and surf)」を起動させた状態で他のマシーンへ「XDMCP」接続しようとする際に、既にスクリーン0を占有しているので、スクリーン番号を1とかの別なものにしなければならない。

 標準的に0を使いたいならアイコンStart X - Server (needed for emacs and surf)」を起動させないで、アイコンCygwin」を実行させ、他のマシーンへ「XDMCP」接続する必要がありました。

 インストールした「Cygwin」から「Fedora8」への「XDMCP」接続は次のとおりです。

  1. Fedora8を起動させておく
  2. アイコンCygwin」を起動させる
  3. 2で起動したコンソールから「XWin.exe :0 -query 」を入力する
  4. 正常なセットアップが実現できていれば、最大画面で「Fedora8」のログイン画面(デフォルトではGDM)が表示される

 たったこれだけです。

 最大画面での表示を小さくしたりしたいのでオプションを探してみましたが、それらしいのが今のところは見つけられていません。

(http://x.cygwin.com/docs/ug/using-remote-session.html)

 なお、実行コマンドXWin.exeなので「Windowsのコマンドプロンプト」でも動作しそうですが、パス等を適切に当てていないと「必要なライブラリが見当たらないエラー」となり実行することができません。

 参考ですが、実行コマンドXWin.exe」には「man」ページが用意されており、「man XWin」で見ることができました。

 しかし、キーボードに関するオプション等は記載されていましたが、表示解像度に関するものは見つけられませんでした(色深度はありましたけど…)。
 古いソフトですが、「X on Window」では実現できていただけに、「方法はある…」と思っています…悔。

 この文書はGoogle ドキュメント で作成し、公開しています。

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2008年9月12日金曜日

アイディアだょ…取っ手付のSATAケーブルが登場した模様

 PC用ケース等で有名な「オウルテック」から取っ手付SATAケーブルOWL-CBSATAシリーズ」が販売された模様です。

(http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080913/etc_owl.html)

 長さに応じて、20/30/50/70/100cmの5モデルがあるようです。

 両端にあるコネクタのうち、片方のコネクタに取っ手を付けて抜きやすいように施されており、「アイディアだなぁ~」と思いました。
 値段も手頃となっているようです。

 affilieが注目したのは、実のところは「アイディアの取っ手」ではなく、「両コネクタに採用されているラッチ式のロック機構」です。

 マザーボード添付品では粗悪品があったりして、しばらく使っていると接触不良を起こしたりするので、「ロック機構」は「眼から鱗」の機構です。

 ただし、「ロック機構」でしっかりと「喰いついて」いますので、勢い良く抜いてしまうと「マザーボード上のコネクタ(プラスチック)を抜いてしまう可能性もある」ので抜き作業は慎重に…。

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2008年9月11日木曜日

マイクロソフト(Microsoft)が新型キーボードと新型マウスを発表 from PC Watch

マイクロソフト(Microsoft)」が本年秋~来年春にかけて販売する「新型マウス」と「新型キーボード」を発表した模様です。

(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0911/ms4.htm)

(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0911/ms3.htm)

(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0911/ms.htm)


 日本で販売が決定されているものは、10月3日より順次販売される「Arc Mouse」です。
 希望小売価格は(税別)6,600円で、色によって販売開始日が異なるようです。
 ブラックとレッドは日本以外でも販売される標準カラーとなっているようであり、販売開始日が10月3日となっています。
 ブルーは日本限定色とされており、販売開始日も11月7日と異なった日付設定になっています。
 特徴は次のようになります。

  • 折りたたんで持ち運べる
  • レーザー方式を採用(レーザー色までは記載が無いので通常の赤色レーザーと思われる)
  • ワイヤレス方式を採用(2.4GHzとだけあり、Bluetoothとは記入されていない)
  • 本体重量は電池を入れた状態で約90g
  • 使用する電池は単四型2本

(http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3523)

 日本での発売は未発表、米国発売予定も2009年2月とされているのが、MSが誇るゲーミングデバイスSideWinder」を冠したマウスとなる「SideWinder X8 Mouse」です。
 米国での店頭予想価格が99.95ドルと見込まれており、約100US$とすると、日本では13,000円~15,000円となりそうかな。
 「SideWinder」という冠があるので、法人用途で必要経費扱いとなることは無いと思うが、個人ユーザーマウスとしての期待も大きいところだろう。
 特徴はなんと云っても「青色LED」を採用したことだろう。
 特徴は次のとおりです。

  • 青色LED光学式センサー技術「BlueTrack Technology」を採用し、従来よりも高いトラッキング性能を持つ
  • バッテリは専用内蔵型のようで、レシーバから有線で充電する
  • フル充電における連続稼動時間は約30時間
  • レシーバからの有線は充電専用らしく、通信はワイヤレス専用の模様
  • ソールが交換可能となっており、滑り具合を調整可能
  • 重量調整機能は無く、販売中の「SideWinder Mouse」の中くらいの重さになる模様
  • ワイヤレスの詳細は不明である(2.4GHzと思われる)
  • サイドボタンの形状が従来の円形から長方形に変更され、操作性が向上
  • ホイールもチルトタイプを採用

 脱線話ですが、affilieは「SideWinder」を幾つかですが、購入した経験があります。
 こちらはゲーミングデバイスとしての購入になりますが、「SideWinder ゲームパッド」、「SideWinder Force Feedback Pro」、「SideWinder ストラテジーコマンダー」です。
 さすがに「ゲームパッド」と「ジョイスティック」は廃棄していますが、「SideWinder ストラテジーコマンダー」は現役です。
 たまに「Age of シリーズ」を遊ぶ際に使っています。
 ゲーミングデバイスとしての「SideWinder」は撤退されてしまい、今ではホームページでも確認できないようですが、「Logicool」、「Playstation用を変換」に対抗できるだけの製品だと思っています。

 affilieが注目するのは、上の2つではなく、これから紹介するキーボードです。
 affilieは、通常の使用では「マウス」ではなく、「トラックボール」派なので「MSの撤退は痛い」ですが、「Logicool」さんのを使用しています。
 キーボードは「ナチュラル系」が好きなので、「ハの字型」か「扇型」になりますが、腕を自然体で置くことができ、日本語変換する際に重要となるスペースキーが大きくなっていますので高速入力には必須品と思っています。
 タイピングソフトなどの高速入力コンテストで上位入賞できるほどの速さは持ち合わせておりませんが、オンラインゲームチャット等では「打つのが速い」と言われます。
 実のところ、「キーボードに秘密がある」と思うのですが、「一般の方に理解されないのが残念」です。

 話が脱線続きになりましたが、本題の新型キーボードに戻します。
 ワイヤレスマウスとのセット商品となってしまうのですが、「Wireless Laser Desktop 6000」というキーボードです。
 発売時期は未定のようですが、発表したので年内には開始されると予想しています。
 日本での発売はアナウンスされていませんが、多くが日本語化されて販売されていますので、今回も販売されるだろうと思っています。
 米国でのUSキーボード配列のもので予想価格が99.95ドルとされているので、日本では13,000円~15,000円になりそうです。
 ワイヤレスキーボードであるので電源が必要となり、単三アルカリ電池2本を使用するようです。電池寿命は約6か月の模様です。
 特徴は「Windows Vista」で導入された「3D Flip」用のキーが追加されているところです。
 英語キーボードですが、「右Windowsキー」のところに「3D Flipキー」が配置されているようです。
 日本では、この配列に、「半角/全角」、「変換」、「かな」の3つが追加されますので、スペースキーの右隣が狭くなります。
 おそらく、右Windowsキーのところを「3D Flip」キーにして販売されるだろうと予想しています。
 その他は、伝統的に拡張ファンクションキーが配置されているようです。
 また、「Insert」と「Delete」のところも、使いにくいDellなんかの2列3段とはことなり、伝統的な3列2段のようです。

(http://www.microsoft.com/hardware/mouseandkeyboard/productdetails.aspx?pid=109)

 この文書はGoogleドキュメントで作成し、公開していますのでプレーン環境で読みたい方はどうぞ。

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ワンクリ詐欺ウイルス、検知が追いつかない状況に~IPAが指摘 from Internet Watch

 「Internet Watch」様で「ワンクリ詐欺ウィルス」に関する記事が記載されていました。

(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/10/20808.html)

 どうやら、パターン検出方式では検知できないということらしい。
 「ワンクリック不正請求」では、「ユーザーが特定のサイトを閲覧した際に表示される」ことから操作を伴うため、身に覚えの無い「不正請求」として判断できる。
 ところが、「ワンクリ詐欺ウィルス」では、ウィルスとして侵入し、突然「入会画面等の請求画面を表示」するらしい。

 しかも、この「ワンクリ詐欺ウィルス」は、進化または更新されたものが金曜日にサイトへアップされ、週末に感染し発症、週明にIPAや消費者団体へ相談され、火曜日頃にウィルス検知ソフトのアップデートになり、また金曜日を迎えて感染…を繰り返すらしい。
 こうなると、防御するにはユーザーの「身に覚えの無い請求」という判断が重要になる…とも記載されています。

 この「ワンクリ詐欺ウィルス」を検知できる方が珍しいこと…とも書かれていますので要注意です。

 なお、「ワンクリ詐欺ウィルス」の挙動が、「請求画面」に特化されているのは、訴訟を好まない日本人ならでは…ともコメントされています。
 米国では訴訟社会であるため、「不正請求」した時点で「不正請求」をした側が高額な賠償金を請求されるというリスクがあり、「フィッシング詐欺」に代表される搾取する手口が多くなる。
 こうした費用対効果を反映している…ともコメントされています。

 いずれにしても、既存のウィルス検知ソフトは役に立たないようなので自己防衛するしかないようです。

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ESXiのインストール! from Think IT

 「VMware ESXi」のインストール記がThink IT様に掲載されています。
 週末雑貨では概要を既に投稿し終えていますが、真っ当な資料を読みたいと思う方は一読してみてください。

(http://www.thinkit.co.jp/article/127/2/)

 記事を読んだ限りでは、「次回以降に期待したい…」と思いました。

 3頁も割いている割には、「互換性リストを見にいくと英語サイトで英文ファイル」、「ネットワーク環境構築の画面は無い」となっています。

 互換性リストに記載されている多くは「メーカー製サーバー用途PCの型番」であるので、自作PCで参加するには敷居が高いリスト構成と思います。
 週末雑貨で既に投稿していますが、おさらいで記載しておきます。
  • CPUは2CPUであること。ただし、マルチコアやHT-Pen4でも動作はする。
  • SATAはPromise、Adaptec等の(ソフトウェアを含む)RAIDカード系でなければならないようです。
  • LANカードはIntel以外は厳しいようです。
 試してみたい方は、機材を準備する必要があると思います。

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インテル、クライアント製品の最新動向説明会を開催 from Enterprise Watch

 閲覧ありがとうございます。
 週末雑貨のaffilieです。
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 日本インテルは「クライアント製品の最新動向説明会を開催」したようです。

(http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2008/09/10/13829.html)

 この中で、affilieの眼に留まったのは、新型CPUの開発コードネームの部分で、既に名称が決まっている「Core i7」を含め、次の7つとなっています。
  1. Nehalem-EP(高性能サーバー)
  2. Nehalem-EX(拡張型サーバー)
  3. Core i7(ハイエンドデスクトップ)
  4. Lynnfield(メインストリームクライアント)
  5. Havendale(メインストリームクライアント)
  6. Clarksfield(薄く軽いノートブック)
  7. Auburndale(薄く軽いノートブック)
 いやはや、Nehalem世代の新型CPUだけでも7つあるということらしい…。

 「Nehalem-EP」と「Nehalem-EX」はサーバー用途ということだから、現行「Xeon」の後釜と予想される。
 また、「Core i7」がハイエンドデスクトップということからすると、現行「Extreme」か「Core 2 Quad」の後釜と予想するのが順当と思えます。
 そして、「Lynnfield」が現行「Core 2 Duo」で、「Havendale」が現行「Celeron」の後釜と目するのが順当に思えます。

 気になるのは、ノート向けの方になろうかと思います。
 「Clarksfield」と「Auburndale」との2つを用意しておいて、「ノートブックPCでもクアッドコア搭載の製品が登場」という発言が気になります。
 もしかしたら、「Clarksfield」が低電力版の「クアッドコア」、「Auburndale」が低電力版の「デュアルコアCerelonクラス」ということかもしれない。

 また、組み込み市場も戦略に含まれており、「EP80579」という「車載用コンピュータ」、「CE3100」という「メディアプロセッサ」なるものも発表されています。
 「EP80579」という型番すら知らないaffilieでは「車載用コンピュータ」と云われても…謎。
 「カーナビ」に搭載されているCPUなのか、はたまた「2DINサイズのコンピュータ」なのかは皆目見当もつきません。
 「メディアプロセッサ」の「CE3100」は、「1チップFull-HDをサポートする」という発言からデコード廻の「プロセッサ」と推察されます。

 今回のネタはaffilieの独断と偏見で記載しております。

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2008年9月10日水曜日

Google謹製ブラウザのChromeが勝手にバージョンアップしてました

Google謹製ブラウザChrome」が、米国時間で9月2日に公開したバージョンよりも新しいバージョンを9月5日に公開し、ユーザー通知することなくバージョンアップが行われることが「窓の杜」ほかに記載されていました。

(http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/09/09/googlechrome.html)

(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/09/20798.html)

 更に記事では、修正事項を9月8日に公開したと記載しています。

 今回の修正では高低併せて7件の修正が行われており、以下に英文ながら修正リリース内容が記載されています。

(http://googlechromereleases.blogspot.com/2008/09/beta-release-0214929.html)

 と云う事でaffilieんところの「Google Chrome」のバージョンチェックしたところ、最新となる「0.2.149.29」になっていました…驚

 いくら天下のグーグル様とはいえ、勝手にバージョンアップして通知しないのはマズいんじゃないかねぇ。
 少なくとも「ダウンロード機能」でUS-CERTからレッドカード発行されているらしいので、今回の未通知は更に追い討ちをかけるものと思います。

 話は変わり…
 「MSが無償の機械翻訳サービスを開始」した模様です。
 日本では「Goo」や「Excite」あたりが有名なところですが、MSも負けじと独自開発エンジンで日英独仏中伊を変換する「Windows Live Translator」を開始した模様です。

(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/09/20797.html)

(http://www.windowslivetranslator.com/Default.aspx)

 MSといえば、KBあたりで大量の英日翻訳を行っているだけに変換精度が期待してしまうが…。

 この文書はGoogle ドキュメントで作成し、公開 しています。
 (http://docs.google.com/Doc?id=dcw8wfzq_47gr7mgwhc)

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2008年9月7日日曜日

注目のGoogle製Webブラウザー「Google Chrome」を試す from 窓の杜

 公開されて間もないGoogle謹製ブラウザーChrome」ですが、早くもテスト結果が公開されてきています。
 まずは、「窓の杜」様による記事が読みやすいと思います。

(http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/09/03/googlechromereview.html)

 「Google Chrome」のエンジンは、「Firefox」の「Gecko」、「Safari」の「WebKit」を「良いとこ取り」したようです。

 「Google Chrome」のタブは「独立プロセス」となっており、「他のタブがクラッシュし引き連られてブラウザーがフリーズ」することが少なくなっているようです。

 他にも「IE」や「Firefox」で採用されていない便利機能が凝縮されています。

 ところが、「世の中」と同じで「美味い話」だけではなく、「不味い話」も沸いてきているようです。

 「Beta版」という位置づけのため「甘え」もあるかどうかは定かではありませんが、「ダウンロード機能」に「US-CERT」から「レッドカード」を喰らった模様です。
 affilieは、絶えず「ダウンロード先を選択」していますので自然と救われてしまったのですが、「いきなり開始する場合もある」ということらしい。

 この「ダウンロード機能」は更にレジュームに未対応という有様らしい。

 affilieは、「Google Chrome」を使うサイトを限定しており、「Googleサービス」だけにしています。
 つまり、「Google ドキュメント」が多くなり、「Google Adsense」や「Google ウェブマスターツール」、「Google Analytics」で使っている程度になります。
 間違えても「アダルトサイト」、「広告がヤタラと多いゲーム攻略サイト」では使わない方が懸命だろう。
 このことは「IE8」にも云えることですが…。

 「Beta版」というシロモノである限りは、「君主、危うきに近寄らず」が得策です。

 おっと、「Google Chrome」を使っていて気付いた不便なところは、「nView」拡張に非対応なところです。
 特に「次のモニタへ送る」が使えないのは頂けない。
 また、「タスクバー」上で右クリックして「コンテキストメニュー」を表示させ、「移動」を選択しても、正常な位置へポインタが移らずに少しズラさないとダメなのも頂けない。
 もし、同じような状況となっている方が居られましたら再現性は高いので「バグ報告」若しくは「改良提案」になると思うのだが…。

 この文書はGoogle ドキュメントで作成し、公開 しています。
 (http://docs.google.com/Doc?id=dcw8wfzq_45hmwchnfk)

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「IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース」発足、業界13団体が参加 from Internet Watch

 「Internet Watch」様の記事によれば、タイトルにあるように「IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース」が発足し、業界13団体が参加した模様です。

(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/09/05/20774.html)

 この記事において、2010年~2011年までに現在普及しているIPv4アドレスが全て分配されてしまう可能性があると記載されています。
 「IPv4アドレス」の枯渇問題は今に始まったことではなく、目新しくないのだが…。

 既にLinuxWindowsでも「IPv4アドレス」に取って代わる「IPv6アドレス」対応も完了しており、「どうやってスムーズに移行するか」がポイントのハズ。

 「Fedora9」で実装されている「BIND」や「DHCP」では「IPv6アドレス」にデフォルト対応しており、設定で「解除」している状況と思います。
 週末雑貨 の各ブログ で記載している「Fedoraで四苦八苦シリーズ中におけるサンプルファイルでは、「IPv6アドレス」をワザワザ「抜いている」状況にあります。

 また、NTTFlet'sユーザー向けに開設している「フレッツ・スクウェア」においても「IPv6」化しつつある。

 ところが世界では「まだまだだな」と云ったところにあると思います。

 理由は定かではありませんが、affilieが「サンプルファイル」で「IPv6アドレス」をワザワザ「抜いている」のは、「必要無い」事もありますが、それよりも何よりも「IPv6アドレス」の使い方が判らないからです。
 「IPv4アドレス」は32ビット、「IPv6アドレス」は64ビットであり、「IPv4アドレス」は「127.0.0.1」のような表現を使い、「IPv6アドレス」は「::::1」のような表現となる程度は判りますが、「IPv6アドレス」に「IPv4アドレス」を下位互換させる表現方法となると設定方法が不明瞭になります。
 また「IPv4アドレス」では「192.168.0.0」や「10.0.0.0」のような「プライベートアドレス」が存在しているが、「IPv6アドレス」では「存在すらしていない」ようで、自信を持って安心できる「IPv6アドレス」を表現できないでいます。
 こうした中でNTTみたいな大きな処が「IPv6アドレス」を使ってくれるのですから、どう定義して良いかが不明です。

 肝心要のISPが「IPv4アドレス」を主流としており、それよりも緩い状況のプライベートアドレスで「IPv6アドレス」を使うのは非効率も良いところと思います。

 この先、「IPv6アドレス」を使っていくのなら、現状では入手困難な「IPv6アドレス」の使い方を一般にも判るようなレベルで記載された文書の公開が重要になると思います。

 それとも「IPv6アドレス」で「ヒトヤマ当てよう」って事で公開する気は更々無いか…かな。

 この文書はGoogle ドキュメントで作成し、公開 しています。
 (http://docs.google.com/Doc?id=dcw8wfzq_44fjzsmhfp)

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オリンパスVCがBS11と3D立体事業で協業し、立体CMを放送

 「AV Watch」様の記事によれば、「オリンパスビジュアルコミュニケーションズ」と「BS11」とが協業し、3D立体放送の普及を目指す…とありました。

 3D立体放送対応のテレビも無ければ、PCでキャプできない、BS11そのものを受信できないaffilieの処では想像でしか記載できません。

(http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080905/bs3d.htm)

 「眼をストレッチする」をテーマにした3D番組リフレッシュ3D」を、10月4日から毎週土、日曜日の17時55分から18時までの5分番組としてBS11放送する予定らしい。

 冒頭に記載したように「BS11」を視聴できる環境にないが、3D番組で「眼をストレッチする」とは、どういうことなのだろうか。

 PCの世界では、nVidiaが早くから3D映像化を手掛けており、現在の液晶全盛期では恩恵に授かれないが、ブラウン管が全盛期だった頃…GF4シリーズやGF5000シリーズの頃です。
 その頃にnVidiaドライバ3D化を堪能していた者としては、「ストレッチ」と云われてもイマイチ信用できない。
 当時の3D技術よりは進歩していると思いますが、シャッターメガネを装着するとなれば、nVidia3Dとウリ二つで、「眼を酷使」し、人によっては「3D酔い」しそうなのだが…。

 もっとも「ビックカメラ」の通販サイトに掲出されているシャッターメガネを見る限りはコードが無いので、「シャッターメガネ」ではなく「偏光メガネ」のような気がします。

 3D化の古い技術は、「赤青メガネ」に代表されるように左右の違いを利用し、メガネの色を使って印刷されている色だけを通過させて立体に見せています。
 これに近いものとしては、「裸眼立体視」があり、多少の訓練が必要であるが、印刷物として配布されていたりするものです。
 「裸眼立体視」では、左右に印刷されている微妙なズレ(間違い探しで応用すると超便利)、ブロックノイズだらけの絵から文字が浮き出る等し、「赤青メガネ」のようなモノクロではなく、カラーに対応できる。
 しかし、道具である「赤青メガネ」は「裸眼立体視」のように訓練を必要とせず、モノクロに限定されるが「酔い」は少ない。

 「筑波万博」のパビリオンで登場し一世を風靡したのが、「メガネ」をかけて「カラー」対応し、動画をスムーズに見れる「3D映像技術」です。
 当時は子供であり、文献も探しきれていないのですが、「偏光方式」を採用していたと思います。
 右目に「縦偏光」、左目に「横偏光」を通過させるようにした「偏光メガネ」を装着し、スクリーンに両偏光に応じた映像を投影すれば立体になる…というものです。

 今回の「3D立体放送」では、この「偏光方式」によるモノと推察します。
 また、「3D立体放送」に対応していないテレビでは、「左右に映像が2画面表示」されることから、「交差法」ではなく「平行法」で描画されると思います。
 もっとも、暇があったら「ビックカメラ」の店頭で実物を確認するのが手っ取り早いんですけどねぇ…。

 nVidia3D方式は、「タイミング法」(勝手に命名)であり、「メガネ」を「描画する映像のリフレッシュレート」に応じて「白/黒つまり通過/遮蔽」させて、右目と左目に入る映像を選択し、あたかも立体のように見せる手法です。
 このため、「リフレッシュレート」が気にならない領域にまで上げておく必要があり、最低でも100Hzとなっています。
 つまり、両眼で100Hzですので、片眼では50Hzとなり、蛍光灯のチラツキと同じになるので、人によっては気になることもありますが、多くの方は気にならないと思います。
 この高「リフレッシュレート」のため、最近の液晶モニタでは対応しなくなり、当時の「シャッターメガネ」は…押入の奥の方に眠っています。

 それと夢物語も入りますが、最近の液晶モニタの低価格化で2台のモニタを容易に揃えることができるようになってきました。
 最近のnVidia3Dドライバを調査していませんが、「平行法」により、「2台のモニタ」で「3D描画」できるようにしてくれないかなぁ。
 そうすれば…某社ゲームを興奮してプレイできるのだが…。

(http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008b/nr080905ovc3dj.cfm)

(http://www.bs11.jp/corporate/3D.php)

(http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/visual/3dtv/index.jsp)

 この文書はGoogle ドキュメントで作成し、公開 しています。
 (http://docs.google.com/Doc?id=dcw8wfzq_43d78skcfd)

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Core 2 Quad Q9550に新ステッピングE-0(SLB8V)品が販売された模様

 「アキバWatch」様の記事によると、インテル(Intel) Core 2 Quad Q9550において、新ステッピングE-0」、新sSpecSLB8V」のモノが販売開始されたようです。
 価格は、従来のステッピングC-1」、sSpecSLAWQ」(だと思った)と同額程度の約37,000円となっており、混乱しそうな状況となっている。

(http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080906/ni_cq9550.html#q9550)

 上記の記事によれば、新sSpecSLB8V」に関する資料はメーカーサイトに無いと記載されている。
 おそらく日本インテルに無いということだろう。
 米国Intelサイトには、英文ながら資料が用意されていました。

 まずは「Processor Spec Finder Home」のページを見て欲しい。

(http://processorfinder.intel.com/List.aspx?ProcFam=2774&sSpec=&OrdCode=)

 新sSpecSLB8V」が記載されている。
 しかし、「アキバWatch」様の記事にあるように、目立った変更点は確認できないページとなっている。

 そこで技術者向け資料に目を向けてみることにするが、PDFファイルで英文となっています。

(http://download.intel.com/design/processor/specupdt/318727.pdf)

 この記事をスラスラと読める貴方…羨。

 さて、「アキバWatch」様の記事にあった「PSI」、「XSAVE/XRSTOR」は、上記の英文PDFに含まれており、サポートしていると思われます。

 また、ページ「4/46」を注目して欲しいのだが、新ステッピングE-0」は8月10日に改訂された資料に含まれており、約1か月経過してから出荷されたことになる。
 さらにQ9650が記載されており、こちらはE-0ステッピングとなっており、SLB8Wとなっている。
 つまり、今回のQ9550は、Q9650クロックダウンした製品と思って良いだろう。

 この記事はGoogle ドキュメントで作成し、公開 しています。

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microSDx2枚をメモリースティックPRO Duo1枚にするアダプタ新発売で即刻リコール

 「microSD(SDHC対応)」カード2枚を、1枚の「メモリースティックPRO Duo」にするアダプターが新発売された。
 しかし、翌日にはリコールされるというキワモノでもありそうです。

 今回新発売されたアダプターは、Photo Fast Japan(モバイルモード)「CR-5400」というものです。
 同社から既に1枚の「microSD(SDHC対応)」を、1枚の「メモリースティックPRO Duo」に変換するアダプター「CR-5300」が発売されている。

 今回新発売されたアダプターCR-5400」は、PSPとPS3に対応するようであるが、PSPではファームウェアバージョンや本体ロットによる相性も発生するらしい。

 「CR-5400」の値段は、約3,000円程であるので新しく大容量の「メモリースティックPRO Duo」を購入するよりも遥かに経済的となる。

 「メモリースティックPRO Duo」側の規格を調べていないが、「microSD(SDHC対応)」の16GBを2枚さして32GBとなるので超デカい容量の「MS PRO Duo」にすることも可能らしい。

 SDにしろ、MSにしろ、CFにしろ、コンパクトメモリの規格乱立により困惑しているのはユーザーなので、制約はあるものの、こうしたアダプタには賛辞を贈りたい。

(http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080906/etc_pfast.html)

(http://www.photofast.co.jp/products/produo.html)


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