「Fedoraで四苦八苦シリーズ」同様に続くかどうかは不透明です。
今回は「Windows XP上のCygwin/X」から「XDMCP」を使って、サーバーである「Fedora8」の「X」へログインする…記事となります。
接続対象は、「Fedora9」ではなく「Fedora8」です。
「Fedora9」は試験環境のみとなっており、「XDMCP」関係でも「GDMによる非サポート」もあり、「Fedora9」よりは安定している「Fedora8」としています。
事前準備として「Fedora」側で「XDMCPによるアクセスを受け付ける」作業が必要になります。
こちらは、以下の拙作の記事を参考にして挑戦してみてください。
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/fedora8_2_b1ba.html)
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__afb8.html)
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__6997.html)
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__b990.html)
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__0791.html)
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/fedora_9_xdmcp__f4f0.html)
って、これらの記事は今年の5月以前に書いたものばかり…書いておきながら忘れかけていました…汗
Cygwinのインストールですが、こちらは「Cygwin」と「Cygwin/X」の2つが必要になると思います。
affilieの頭の中では、「Cygwin」は「kernel」というか「コンソール」だけ、「Cygwin/X」は「X」だけと整理しています。
このため、ホームページでは「Cygwin」と「Cygwin/X」とが別々に表現されていても正解なのですが、混乱も生じやすいでしょう。
つまり、「Cygwin/X」だけをインストールすれば良い…のではなく、「Cygwin」から「パッケージの一部」としてインストールします。
(http://cygwin.com/)
(http://x.cygwin.com/)
くどいようですが、上記のページは別々になっており、「Install」アイコンも別表現となっていますが、「Cygwin/X」は「Cygwin」の「パッケージの一部」です。
「Cygwin」の公式ページでは、セットアップ用プログラムである「setup.exe」が配布されます。
この「setup.exe」には、「パッケージ」が含まれていません。
「パッケージ」は全て「ミラーサイト」等からダウンロードしてくる必要があります。
最初に「setup.exe」を実行すると、インストールするパッケージを選択でき、この際に「ダウンロードして保存しておく」を有効にしておきます。
バージョンアップが激しいですが、パッケージ総容量も大きいので、再インストール等の際に余計なダウンロードを少しでも減らすためにインストール時点でのパッケージを保存しておき、DVD-R等に焼きこんでおくと後が楽になると思います。
affilieの環境では、全パッケージがエラー出力なく、「Windows XP Pro XP3」にインストールできています。
ただし、パッケージ全部を実行してのバグ出しは行っておりません。
インストールが完了すると、いくつかのアイコンがデスクトップ上に作成されると思います。
重要になるのは、「Cygwin」という名前のアイコンで、これは「スタートメニュー」に作成された「Cygwin Bash Shell」と同じようです。
このアイコン「Cygwin」は、Linux環境でいうところの「コンソール」を提供するものらしい(厳密にはターミナルかな…微妙)。
それと、アイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」もデスクトップに作成されますが、こちらは「Cygwin/X」をインストールしたローカルマシーン上に「X」を実行させておくためのもので、他のマシーンへXDMCP接続する今回のケースでは、起動して邪魔になるけど、不要とまではなりません。
内部の様子をツブサにハッキングしていませんが挙動を見る限りでは、このアイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」は、「127.0.0.1」への「XDMCP」接続を実現させるものらしい。
つまり、このアイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」を起動させた状態で他のマシーンへ「XDMCP」接続しようとする際に、既にスクリーン0を占有しているので、スクリーン番号を1とかの別なものにしなければならない。
標準的に0を使いたいならアイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」を起動させないで、アイコン「Cygwin」を実行させ、他のマシーンへ「XDMCP」接続する必要がありました。
インストールした「Cygwin」から「Fedora8」への「XDMCP」接続は次のとおりです。
たったこれだけです。
最大画面での表示を小さくしたりしたいのでオプションを探してみましたが、それらしいのが今のところは見つけられていません。
くどいようですが、上記のページは別々になっており、「Install」アイコンも別表現となっていますが、「Cygwin/X」は「Cygwin」の「パッケージの一部」です。
「Cygwin」の公式ページでは、セットアップ用プログラムである「setup.exe」が配布されます。
この「setup.exe」には、「パッケージ」が含まれていません。
「パッケージ」は全て「ミラーサイト」等からダウンロードしてくる必要があります。
最初に「setup.exe」を実行すると、インストールするパッケージを選択でき、この際に「ダウンロードして保存しておく」を有効にしておきます。
バージョンアップが激しいですが、パッケージ総容量も大きいので、再インストール等の際に余計なダウンロードを少しでも減らすためにインストール時点でのパッケージを保存しておき、DVD-R等に焼きこんでおくと後が楽になると思います。
affilieの環境では、全パッケージがエラー出力なく、「Windows XP Pro XP3」にインストールできています。
ただし、パッケージ全部を実行してのバグ出しは行っておりません。
インストールが完了すると、いくつかのアイコンがデスクトップ上に作成されると思います。
重要になるのは、「Cygwin」という名前のアイコンで、これは「スタートメニュー」に作成された「Cygwin Bash Shell」と同じようです。
このアイコン「Cygwin」は、Linux環境でいうところの「コンソール」を提供するものらしい(厳密にはターミナルかな…微妙)。
それと、アイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」もデスクトップに作成されますが、こちらは「Cygwin/X」をインストールしたローカルマシーン上に「X」を実行させておくためのもので、他のマシーンへXDMCP接続する今回のケースでは、起動して邪魔になるけど、不要とまではなりません。
内部の様子をツブサにハッキングしていませんが挙動を見る限りでは、このアイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」は、「127.0.0.1」への「XDMCP」接続を実現させるものらしい。
つまり、このアイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」を起動させた状態で他のマシーンへ「XDMCP」接続しようとする際に、既にスクリーン0を占有しているので、スクリーン番号を1とかの別なものにしなければならない。
標準的に0を使いたいならアイコン「Start X - Server (needed for emacs and surf)」を起動させないで、アイコン「Cygwin」を実行させ、他のマシーンへ「XDMCP」接続する必要がありました。
インストールした「Cygwin」から「Fedora8」への「XDMCP」接続は次のとおりです。
- Fedora8を起動させておく
- アイコン「Cygwin」を起動させる
- 2で起動したコンソールから「XWin.exe :0 -query
」を入力する - 正常なセットアップが実現できていれば、最大画面で「Fedora8」のログイン画面(デフォルトではGDM)が表示される
たったこれだけです。
最大画面での表示を小さくしたりしたいのでオプションを探してみましたが、それらしいのが今のところは見つけられていません。
(http://x.cygwin.com/docs/ug/using-remote-session.html)
なお、実行コマンドがXWin.exeなので「Windowsのコマンドプロンプト」でも動作しそうですが、パス等を適切に当てていないと「必要なライブラリが見当たらないエラー」となり実行することができません。
参考ですが、実行コマンド「XWin.exe」には「man」ページが用意されており、「man XWin」で見ることができました。
しかし、キーボードに関するオプション等は記載されていましたが、表示解像度に関するものは見つけられませんでした(色深度はありましたけど…)。
古いソフトですが、「X on Window」では実現できていただけに、「方法はある…」と思っています…悔。
この文書はGoogle ドキュメント で作成し、公開しています。
なお、実行コマンドがXWin.exeなので「Windowsのコマンドプロンプト」でも動作しそうですが、パス等を適切に当てていないと「必要なライブラリが見当たらないエラー」となり実行することができません。
参考ですが、実行コマンド「XWin.exe」には「man」ページが用意されており、「man XWin」で見ることができました。
しかし、キーボードに関するオプション等は記載されていましたが、表示解像度に関するものは見つけられませんでした(色深度はありましたけど…)。
古いソフトですが、「X on Window」では実現できていただけに、「方法はある…」と思っています…悔。
この文書はGoogle ドキュメント で作成し、公開しています。
週末雑貨 affilie
(http://affilie.ntym.net/)
0 件のコメント:
コメントを投稿