Fedora9が公開されてから1週間近く経過しましたが、ナイスっ!!な情報は無く…泣
仕方なくリリースノート第10.1.2項とリンク先となっているGnome Live!を頼りに独自の作業を行いました。
結果はダメダメダメの連発です。
しかし、同じような失敗で皆様の貴重な時間を無駄にして欲しくないと思い、以下に私が試した範囲での失敗事例を記載します。
リリースノート第10.1.2項において、xdmcp環境を構築する際に便利なユーティリティであったgdmsetupがFedora9では欠落しています。また、"置き換え"とも記載されているところから、今後はgdmsetupが添付されない可能性もあります。
そのため、Fedora8とFedora9とでパッケージ内容が異なっていると考え、gdmパッケージのファイルリストを確認してみました。結果は次のように入れ替えが行われていました。
- Fedora8のもの→Fedora9のもの(cocologでtableが入れられません)
- gdmsetup→なし(gconf-editor/gconftool-2のどちらかを推奨?)
- gdmgreeter→なし(gdm-simple-greeter)
- gdmchooser→なし(gdm-simple-chooser)
次にGnome Live!の情報を頼りに/etc/gdm/custom.confを定義する。この際に同ページを見てフと疑問に残ったところがあります。
それは、xdmcpのサーバーとしての設定は記載されているもののクライアント側に必要な設定が見当たらないってことです。
Fedora8でgdmsetupを使用してxdmcpを構築された方ならピ〜ンと来ると思いますが、"アクション・メニューを表示する"に相当するオプションが記載されていません。
Fedora8では"アクション・メニューを表示する"オプションを有効にしないとログインウィンドウでF10キーを押し、選択ウィンドウ(chooserでいいのかな?)を表示することができませんでした。
この考え方は的中したようで、私の所で試してみた/etc/gdm/custom.confをサンプル添付しますが、この設定だけではxdmcp側のクライアントとして機能することはありませんでした。
つまり、127.0.0.1というlocalのXサーバーへも選択接続できない状況でした。
「custom.conf.f9.sample1」をダウンロード
他にもFedora8を見ながらサンプルのようにFedora9で定義してみましたがドレもダメダメでした。
xdmcpの構築が出来ない状況ですので公開用サーバーはFedora8のマンマです。
vncやsshじゃ管理しにくいだけだからです。