Fedora9におけるxdmcp設定は継続調査対象となっています。
これはFedora9が採用しているログインマネージャのgdmをカスタマイズするgdmsetupがFedora9では欠落しているためです。Fedora8ではパッケージgdmに入っており、xdmcpの設定も行えたのですが、Fedora9では欠落しています。
この情報はFedoraプロジェクトのリリースノート第10項でも触れられている部分です(特に第10.1.2項)。
リリースノートではgconftool-2、gconf-editorと記載されていますが、gdmsetup程の容易性はありません。
場合によっては/etc/gdm/ディレクトリ以下のファイルを直接編集する必要があるかもしれません。
私の環境では、Fedora9はテスト用PCで動作させており、公開用はコワくてFedora8のマンマなので対比で編集することはできますが、今後の 動向も気になるところですので、/etc/gdm/ディレクトリ以下のファイルを直接修正する方法は行う予定がありません。
背に腹が変えられない状況になれば別ですが、サーバー構築でも一部のデーモンがFedora9へ移行しきれていないところを見ると、様子を見るより他はないように思います。
なおKDEをインストールするとKDM設定ユーティリティが使用できますが、Fedora9はGDMですので変更しても無意味です。
あえてGDMをKDMに変更すれば良いのですが、スキルオーバーなので検証することができません。