2008年5月18日日曜日

Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 日本語入力

 Fedora9をインストールした直後の状態では、仮にインストーラを日本語にしておいても日本語入力ができない状況になっています。
 原因は日本語入力に必要なアプリがインストールされないことにあります。
 Fedora9ではscimとAnthyをインストールする必要があります。
 また、別項にて記載しますが、日本語フォントもインストールする必要があります。

 まずは、前に記載しました「Fedora9で四苦八苦 環境構築編 yum その1」を参考に、一般アカウントでログインし、su状態の"アプリケーションの追加/削除"を起動します。

 次に検索窓へ"scim"と入力し、検索させます。

 検索結果より、以下のアプリをインストールします。
  • scim-1.4.7-23.fc9
  • scim-anthy-1.2.4-4.fc9
  • scim-bridge-0.4.15-5.fc9
  • scim-bridge-gtk-0.4.15-5.fc9
  • scim-doc-1.4.7-23.fc9(ドキュメントなので好み)
  • scim-lang-japanese-1.4.7-23.fc9
  • scim-libs-1.4.7-23.fc9
 次に検索窓へ"anthy"と入力し、検索結果より以下のアプリをインストールします。
  • anthy-9100e-2.fc9
 更にKDE日本語化でも記載する予定ですが、日本語フォントを入れます。これは"ソフトウェアの追加/削除"の項目"Localization"で表示されたもののうち、以下のものをインストールします(KDEの日本語化を含む内容です)。
  • VLGothic-fonts-20071215-2.fc9
  • VLGothic-fonts-proportional-20071215-2.fc9
  • fonts-japanese-0.20061016-13.fc9
  • jfbterm-0.4.7-16-fc9(日本語コンソールで好みです)
  • jisksp16-1990-fonts-0.983-2.fc8(好み)
  • kde-i18n-Japanese-1:3.5.9-5.fc9
  • kde-l10n-Japanese-4.0.3-4.fc9
  • kdelibs-6:4.0.3-7.fc9
  • kdelibs3-3.5.9-8.fc9
  • m17n-db-japanese-1.5.1-3.fc9
  • man-pages-ja-20080315-1.fc9(日本語manページで何故か追加必要)
  • moodle-1.9-1.fc9
  • moodle-ja-1.9-1.fc9
  • openoffice.org-langpack-ja_JP-1:2.4.0-12.8.fc9(私はkofficeでなくOoo)
  • sazanami-fonts-gothic-0.20040629-4.20061016.fc8
  • sazanami-fonts-mincho-0.20040629-4.20061016.fc8
  • stardict-dic-ja-2.4.2-3.fc8(不要かも)
 以上をインストールすると、日本語gnomeで漢字入力できるようになります。
 ただし、一度は"システム"−"設定"−"ユーザ向け"−"入力メソッド"から日本語入力設定を行った方が良いようです。