2009年5月16日土曜日

Windows XP mode on Windows 7 RC

Enterprise Watch様の記事になるのですが、Windows 7 RCにはWindows XP上でしか動作しないアプリケーション対策としてWindows XP Modeが用意されているということです。

詳細は、下のリンクから該当の記事を読んで欲しい。

概略としては、Windows 7 RCに新しいVirtual PC Betaをインストールし、その上で動作するWindows XP Mode Betaをインストールする。
一見、仮想化ソフトの上で動かしているように思うのだが…当たらずしも遠からず。

従来のVirtual PCでは、VMware WorkstationVMware Playerのように仮想化ソフトのウィンドウが展開され、その中で仮想的に動作させてきた。
ところが、Windows 7 RC+Virtual PC Beta+Windows XP Mode Betaの環境では、仮想化ソフトのウィンドウが表示されず、アプリケーションウィンドウだけが表示されて実行できることにある。

つまり、仮想化を意識しない見栄えの中で、仮想化技術の恩恵に授かれるという仕組みのようです。

もっとも、この手法はWindows上にLinux環境を構築するCygwin/XXmingで行われていたもので今更新しいものではないのだが…
それでもMSが関与しているという見方からすれば…新しい試みになると思います。

さて、ダウンロードとインストールの方法ですが…
これまたEnterprise様の記事に詳細が書かれています。

が、しかし…

英語ページとなってしまうのですが、Windows Virtual PCのページをお勧めしたい。
今後のアップデート情報を仕入れるためにも要チェックなページと思います。

次にインストールは要注意です。
まずは順番があり、Windows Virtual PCをインストールしてから、Windows XP Mode Betaをインストールする必要があるようです。
次にWindows Virtual PC Betaは保存されているフォルダが重要になるようです。
適当なフォルダに保存するとインストール用プログラムが見当たらないエラーが表示され、インストールができません。拡張子がmsu(だと思った)なので本来はUpdate対応のようです。
このため、IEからダウンロードに行き、保存ではなく、実行を選択し、インストールするとラクです。
また、ハードウェア環境があり、CPUが仮想化技術に対応している必要があり、さらにRAM容量もクリアする必要があるようです。
ちなみに私の環境(Pentium4+1GB)では弾かれてしまいました。
おそらく、メモリ容量で弾かれたモノと推察しています。
インテルの石は、基本的には仮想化技術を搭載しており、旧くはPentiumの頃まで遡れると思います。
つまり、VT-xxxのxxx部分が指定されていなければ、1GHz以上のクロックなら対応する…PentiumIIIでも可能ということかねぇ~(もっともWindows 7の推奨環境をクリアしている必要はありますが…)。
問題はメモリ容量にあり、ダウンロードセンターでは2GB(推奨)とされていますが、実際には1.25GB以上が必須とされています。

最近のLGA1366なマシーンをお持ちの方はトライしてみてください。

Windows 7の新機能「Windows XP Mode」を使ってみる
<http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/series/virtual/20090511_168067.html>

Windows Virtual PC Beta
<http://www.microsoft.com/windows/virtual-pc/>

Windows Virtual PC Beta Requirements
<http://www.microsoft.com/windows/virtual-pc/support/requirements.aspx>

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(http://affilie.ntym.net/)

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