2010年3月1日月曜日

Fedora 12 で四苦八苦 dmraid編

昨年11月29日以来の久々のアップです。

Fedora11になってから、socket478 Pentium4マシーンのICH5に接続していたSATAドライブがインストーラから見えない現象…
これの原因がようやく判明しました。

自分のところのチェックミス&インストーラの挙動変更にありました。

今までSiliconimageとか、Promiseとか、挙句の果てにはIntel ICHxxRSATAナンちゃってRAIDコントローラに接続し、JBODとかの情報が残っていたのです。
WindowsFedora10は、そのHDDを、なんの変更もすることなくICH5に接続してもスンナリ動作しました。

ところが、Fedora11以降(実際にチェックしたのはFedora12)では、挙動が変更されたようで、コレを認識しない…。
この現象に気が付いたのは、Fedoraを見限ってOpenSUSEに移行してみようと作業をしている最中でした^^;

dmraidをイジっているうちに…旧いJBOD設定が見えるではありませんかぁ~><
そこで、勉強がてら操作してみると…アラフシギw
今まで、ダメだったものが急に使えるようになってしまいましたとさ…\(◎o◎)/!

まずは、dmraidの簡単な使い方です。
(ソースを追跡できないので上級編は書けませんが…)

ドキュメントとかの先頭にある
dmraiid –s
が基本のようです。
もっとも個人的にはLinuxの基本でもある--helpが基本中の基本と思うのだが…
dmraid –help

「dmraid -s」を実行すると、print Screenの短縮形の如く、接続されているHDDに保存されているRAID情報を表示してくれます。
最初にコレに気が付くべきだったんですが…仕方ない><

次に出てくるのが次の2つだろう…
dmraid –ay
dmraid –r

「dmraid -ay」は、Activate Yesの略で、有効にさせるというものらしい…
「dmraid -r」は、discoveredのようで、短縮形にもなっていないので連想し難い><

これらはRAIDセットを有効にしたり、単に表示させるだけなので各自でテストしてみて欲しい。

気をつけなけければならないのが次の2つだろう…
dmraid –rE
dmraid –x

「dmraid -rE」は、/dev/sdaや/dev/sdcに保存されているRAID情報(metadata)をEraseするものです。
「dmraid -x」は、BIOS保存されている正常なRAIDセットを分解するものらしい…

つまり、自分のケースでは、「dmraid -rE /dev/sda」としてhdaに格納されているRAID構成情報を削除すればOKでした。

では、逆にRAIDセットをdmraidで作成してやるには…
dmraid -f isw -C GRAID5 --type 5 --disk "/dev/sda,/dev/sdb,/dev/sdc"
このコマンドの意味は次のとおりです。
-f isw:Intel SoftWareによるRAIDフォーマットとする(他にもjmicronとかnvとかpromiseもあるがエラーで拒否られる)
-C GRAID5:GRAID5という名前のRAIDセットを作る(RAIDセットの名前ということです)
--type 5:RAID5(他に0はストライピング、1でミラーリングも作れる…但し、RAID5と書くとエラーなので数字だけ)
--disk:ダブルクォーテーションで括り、カンマで区切ること

fake RAIDカードでどうしても、巧くいかないときは、上記のコマンドを使い、むりやりiswフォーマットで通してしまうという荒業も可能なようです。
ただし、荒業なので自己責任です。

これでfake RAIDをあたかもハードRAIDのように使えるようにはなりますねぇ~
随分と進歩したものです…ソフトウェアもw
ただし、本格的なRAID管理ソフトがLinuxには用意されていないのでWindowsのようなFakeRAID管理はできません。

ところで、こうしてFakeRAIDを使えるようになったんだけど…
Fedora12とOpenSUSE11.2とでは挙動が異なります><

Fedora12では、ナゼかdmraidをむりやりmdadmで管理しようとするのです><
OpenSUSE11.2では、/dev/mapper/配下で管理できるのですが…
このあたりは、Fedora12の方がオツムが悪いとしか云えないかなぁ><
本格的なRAID管理ソフトがないのでmdadmで代用しようという考えかもしれませんが、それにしても遅い><
OpenSUSE11.2のように/dev/mapper/配下の方が高速にアクセスできるようです^^♪

そんなこんなで、OpenSUSEに移行しつつあります。
これからは、「Fedoraで四苦八苦」が「OpenSUSEで四苦八苦」になると思います^^♪

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2009年11月29日日曜日

Fedora 12 で四苦八苦

久々に記事をアップします。

Fedora 12が公開されていました。
早速にインストールISO(DVD版)をダウンロードし、DVD焼き付けを完了させました。

オモムロにドライブに挿入し、ブートも成功したんだけど…

やはり…ダメでしたぁ~><

Fedora 11の時に発生したICH5SATAを認識しない仕様は継続しておりました><

CTRL+ALT+F2キーでコンソールを表示させ、fdisk /dev/sdaを実行したり、dmesgで表示させても認識はしているのですが…
なぜか、インストーラはインストール対象領域として認識しませんでした><

Fedora 12でサポートされるSATAコントローラのリストを探し求めているのですが…
これまた、見当たらない><

intelのSATAすら認識してくれないOSは…もうダメなのかなぁ~><

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2009年6月13日土曜日

LG電子 バックライトに白色LEDを採用したW2486L-PFを発売予定

LGエレクトロニクス・ジャパン」は6月11日、「フルハイビジョン対応の24インチ LED モニタまもなく登場」を発表し、「W2486L(W2486L-PF)」を6月下旬から7月上旬にかけて出荷開始するとプレスリリースした。

今回発表された「W2486L(W2486L-PF)」でaffilieが注目するのは次の点です。

  1. バックライトに白色LEDを採用
    従来のCCFL(冷陰極蛍光ランプ)ではなく、白色LED84個を採用し、低電力化、高コントラスト化を実現しているようです。
    もともと電力消費の少ない液晶なので更なる低電力化は嬉しいことですが、イマイチな感もある。
    それよりも注目したいのが高コントラストの方だろう。
    コントラスト制御回路と併用となるが、メーカー公表では2,000,000:1というから驚きの液晶パネルです。これにより、従来よりも深みのあるブラックを堪能できそうですょ。ちなみに、画質が良いとされるプラズマTVでも代表的なところでは40,000:1だから、かなりの高コントラスト比だろう。
  2. フルHD(1920x1080)対応の24型
    最近のデジタルモデルに対応する1920x1080ドンピシャな解像度パネルを採用しているようです。
    大きさも23.xとかいう中途半端ではなく、24と明記されています。
    同じフルHD対応でも、1920x1200のPC向け16:10とは異なり、家電向けHDMI機器を接続した際の余計な黒帯領域が発生しないので安っぽく見えないだろう。
  3. 販売予想価格はメーカー公表で3万円前半
    気になるのが価格ですが、メーカー公表で3万円前半という価格設定らしい。
    仕様にも書かれていたので安堵していますが、このサイズで、この値段は露骨にTNパネルです。
    よって、視野角範囲が狭いので斜めには極端に弱くなりますのでナガラにはアーム等が別途必要になりそうです。
  4. 音声はHDMI入力デジタル音声をアナログ変換したイヤホン出力のみ
    残念なのが、24インチという大型のフレームでありながら、スピーカーを搭載していないこと。
    折角のHDMI2系統入力の魅力も半減かと思います。
    ただし、HDMIで入力されたデジタル音声を、アナログに変換し、イヤホン出力するようにはなっているので小型なスピーカーを配置したい。
    邪魔にならないのはおそらく、ポータブルタイプのスピーカーだろうねぇ。

フルハイビジョン対応の24インチ LED モニタまもなく登場
<http://jp.lge.com/ir/html/ABboards.do?action=read&list_code=PRE_MENU&seq=6232&target=pressreleases_read.jsp>

モデル : W2486L-PF
<http://jp.lge.com/prodmodeldetail.do?actType=search&modelCategoryId=030102&categoryId=030102&modelCodeDisplay=W2486L-PF>

LG、白色LEDバックライトの24型フルHD液晶 ~コントラスト比は最大200万:1
<http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090611_285711.html>

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