2008年1月15日火曜日

fedora8で四苦八苦samba編

fedora8のpostfixは残すところheader_checksで不要なヘッダ情報を落とすだけ
になったのでファイルサーバーの構築を進めました。

結果から書けば、大失敗になっています。
顛末は次のとおり…。

samba関係のパッケージはswatを含めすべて入っている状況でした。
tl8sで慣れたところもあるのでselinux関係の設定だけが余計に必要です。
selinuxの設定については、既にいくつかのサイトや文献で記載されているよう
にbooleanを変更するだけ。

と思っていたのが間違いでした。
チャチャっと設定を終わらせ、サービスを開始させる…。
デーモンは起動できたが、肝心の共有サービスが一切開始されていない。
挙句の果てにsetroubleshootdからはアラーム出っ放し!!
smb_t、nmb_t、winbind_tとオールキャストの状態。

postfixやbind、dovecotで作成慣れした感もあるポリシーモジュールを作り、イ
ンストール。
setroubleshootdのアラームは静かになったが、依然として共有サービスが開始
されない。
泥沼に入ってしまったのである。

何度も設定をチェックし、サイトによって異なる設定方法にあうように修正し、
アラームが出ては静かにさせる…の繰り返し。
デバッグ出力も最大出力の10に設定してもドコが原因かを特定できない。
こうなるとドツボにハマるRedhatやFedoraである。
仕方なくsamba関係のパッケージをパッケージ管理ソフトから削除した。

こうして、今度は完全に落とし穴に落ちてしまったのである。

コンソールとgdmは起動するものの、GnomeやKDEが起動してくれない!!
どうやらX廻りのパッケージまで削除してくれたらしい…。

成功事例記事ではスンナりと昔の設定に毛が生えた程度で動くように書かれてい
るが、こうも愚図られたのは私のところだけかな?
皆様もfedora8でsambaを組むときは御注意くださいねぇ。
特にWindowsのようにパッケージを削除してインストールし直す!!
なぁんて考えたら、私のように落とし穴に落ちてしまいます。