久々の「Fedora9で四苦八苦 環境構築編」ですが、今回はFedora9より実装されたNetworkManagerに関するものです。
このNetworkMangerに関する詳細はリリースノートには詳細に記載されておらず、スクリプトを理解できない私には難解な長物です。
しかし、読むと従来は「service network start」で処理していたものを置き換えるようで、「サービスnetwork」はchkconfigで全offにされています。
ところが疑問に思っていたのは、「ntpと同期処理」するサービスを有効にしていると起動時に「失敗」となっている原因でした。
/var/log/messagesを見るとntpサーバーと通信できていないというエラーです。
もしかして…「ntpと同期処理」するサービスを起動する際にIPアドレスが有効になっていないのではないかという推察に至りました。
この推察は見事に大当たりし、今では「ntpと同期処理」するサービスを正常に起動できるに至りました。
まずは、リリースノートの17.2を見てください。
この中にヒントが記載されています。
結果的には、/etc/sysconfig/networkファイルに次の1行を追加するだけで解決です。
NETWORKWAIT=yes
起動画面を見ていると、今までよりもNetworkMangerのところで時間がかかるようになり、「ntpと同期処理」するサービスも正常に完了します。
試験端末のため、cronとかで処理させていませんが、起動時にntpと通信し、自動的に時刻修正を行ってくれるので便利・便利です。
他にもサービス起動時にIPアドレスが必要で正常に起動できない際には、試してみてください。
今回は対策が単純すぎるのでサンプルファイルはありません。
週末雑貨 affilie
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