「ニンテンドー」の新型DSとなる「DSi」が11月1日に発売され、affilieが11月3日にDSiブラックを受け取ってから、いろいろと興味本位に試しているのですが、期待していた無線LAN機能はハズレだったことが判明しました。
期待していた無線LANのWPAは肩透かしを喰らったような感じです。
無線LANの暗号化規格であるWEPが10秒程度で突破されるという学術論文が発表され、話題となりました。
そんな中で、cnetからWPAも突破されるというニュースが飛び込んできました。
内容をみると、WPAのうち、TKIPということでしたのでホッとしています。
無線LANの暗号化規格であるWPAまたはWPA2で使用される多くはTKIPかAESであり、このうちTKIPは以前から警笛されていた方法です。
一方のAESは米国国防総省が採用している現在では突破されないと云われている暗号化規格で、無線LANのほか、ファイルの暗号化方式としても採用されています。
このため、「DSi」の無線LANを設定してやろうと思ったら…「WEP」しかない!?
マニュアルを見ると…「上級者用」ボタンから設定する必要があることが判明しました。
これだけなら、なにも大騒ぎする必要がないのですが…
実は「DSi」の無線LAN機能には2つのモードらしきモノが実装されています。
一つは従来との互換で動作するモード、もう一つが新しく追加されたモードです。
このモードによる違いが大きな落とし穴になります。
つまり、インターネット接続設定番号1~3は「従来との互換で動作するモード」に割り当てられているようで、無線LAN暗号化通信は「なし」か「WEP」だけになります。
インターネット接続設定番号4~6が「新しく追加されたモード」に割り当てられるようで、WPA以上の暗号化通信を使用できるようです。
ところが、DSゲームで無線LAN(Wi-Fi)を使うには、インターネット接続設定番号1~3のみを使用するとマニュアルにシッカリと書かれています。
よって、インターネット接続設定番号4~6はゲームで使用できず、DSiショップやDSiブラウザからの使用だけに限定されるようです。
このことから、WPA接続に移行しようにも移行できない仕様ということが判明しました。
どうやら、私の所有している親機を、WEP接続はWAN接続のみにしてくれたり、SSIDを2つ登録して対応できる新しいモノに買い換えろってことなんだろうけど…。
こうなっては仕方ないので、元のWEP接続に戻してしまいました。
どうやら、MACフィルタリングとSSID隠蔽で防御するしかないようです。
おっと…
上述していますが、「DSi」でWPA接続を使用するにはマニュアルに書かれているように「上級者用設定」ボタンから設定画面に入らないとダメです。
また、マニュアルでは「上級者用設定」ボタンからの設定は「自動設定機」を例に記入されていますが、「手動」も用意されています。
私のところの親機は「自動設定機」ではない古い親機でしたので、「上級者用設定」→「手動」でWPA-PSK(AES)を定義して試験し、開通したことを確認しております。
予約開始と同時に争奪戦となった「DSi」ですが、発売開始2日間で17.5万台も売れたようです。
しかも、店頭消化率(入荷した台数のうち、どれくらい販売できたかを表す率)も90%となっており、入れば完売という状況だったようです。
こりゃ~お年玉商戦が終わるまではゲリラ的に発売される「DSi」販売情報を察知して、買いに行くしかないかもしれません。
ニンテンドーDSiブラックが11月1日に到着するも受け取れず…泣
(http://affilie.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/dsi111-6e42.html)
無線暗号化技術「WPA」、一部解読される
(http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20383270,00.htm)
ニンテンドーDSi、2日で17.5万台! PS3も4万台超え!
(http://ascii.jp/elem/000/000/186/186393/)
週末雑貨 affilie
(http://affilie.ntym.net/)
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