2008年5月23日金曜日

Fedora 9 で四苦八苦 Sony PS3

 今回の「Fedora9で四苦八苦」はSonyさんところのPS3です。

 私の処にはPS3が無いので検証や動作確認が取れないので記載してこなかったのですが、問い合わせもありましたので推定話で記載します。

 Fedora9においては既に「リリースノート」にPS3に関するインストール手法が記載されています。
 このFedora9「リリースノート」のうち、「第6.2.4.項のPPCインストールノート」の一部にPS3へのインストール方法が記載されています。

 Fedoraプロジェクトによる記載ですので間違いないと思います。

 またLinuxは基本的にKernelさえ動いてしまえば少なくともCUI環境は構築できます。

 もっともkernelが動作しても他のバイナリアプリをソースからコンパイルし直す必要もありますけど…。
 世界的にも取り組みが行われる内容ですのでリリースノートに書かれているメーリングリストなんかが参考になると思います。
 ってメーリングリストのアーカイブにPS3ネタは無いっぽいです…。

 ちなみにリリースノートに記載されているものを項目に分けると次のようになると思います。

  1. Fedora9のインストールメディアはPPC用のDVD
  2. Sony PlayStation3のリビジョンを1.60以降にアップデート
  3. ftp://ftp.kernel.org/pub/linux/kernel/people/geoff/cell/からブートローダーイメージを入手
  4. http://www.playstation.com/ps3-openplatform/manual.htmlに従って、上記3のブートローダーイメージをPS3のflash(いわゆるBIOSってことかな)にインストール
  5. 上記4でインストールしたブートローダーから起動すれば1で入手したDVDを認識し、Fedora9のインストーラが起動
 くどいようですが、私のところにはPS3が無いので上述の検証はできません。リリースノートに記載されている事項からコンピュータの一般的な知識より記載しているだけです。

 PS3をお持ちの方は人柱で実行してみるのも愉しみの一つと思いますょ。

Fedora 9 で四苦八苦 環境構築編 Update 5/23

 帰宅していつものようにFedora9ネタを探索するためにFedora9を起動したらアップデートアラートが鳴りましたので、今回の「Fedora9で四苦八苦」はアップデートネタです。


 今回のアップデートはログを見る限りGnomeやKDEの基本部分に相当するパッケージがアップデート対象となっています。


 今までのところ、Fedora8からの乗り換えを推奨しかねるFedora9だけに期待していたのですが…。


 残念ながら今回のアップデートでは解決するところが私には不明でした。


 つまり、目で見て、操作して感じた部分がありません。


 Xがアップデートに含まれておらず、nVidiaからも対策ドライバのアナウンスが無いのでnvidiaドライバが動作しないことを確認しました。確認した結果は予想通りに動作しませんでした。

 ちなみに手間を惜しまなければnvidiaドライバの173.08(beta)でXをFedora8のものに後退させれば動作しますょ。


 次に、gdmもアップデートされていましたのでログイン画面でF10キーを押すも反応なし。

 これまた期待外れの御様子でした。


 最後にKDEを起動し、kpackageを起動したら…

 アップデート前では動作していたのに、今度は動作してくれません。

 10分ほど放置しましたが、パッケージリストの検索が終了することはありませんでした。

 Fedora9の「アプリケーションの追加/削除」ではファイルリストが使いにくいだけにkpackageを使用しているのですが、これが動作しない…泣


 他にもSCIM関連もアップデートされていますが、目立った不具合に見舞われていなかったので何処がアップデートされて良くなったかが不明です。



2008年5月22日木曜日

マイクロソフトがLive Search Cachbackを発表

 マイクロソフトが「ライブ サーチ キャッシュバック」サービスを発表した模様です。
 サービス対象は米国内となっているようですが、世界的に通信販売市場としても値打ちのある日本へ上陸してくるのは時間の問題と思いました。

 もっとも今回の「Live Search Cachback」サービスは、マイクロソフトが展開している検索サイトのLive Search上に、契約した会社の商品を結果として表示し、支払い先情報を登録したユーザーの購入が対象になる模様です。

 よって、日本における楽天、マクロソフトが買収を仕掛けているYahooが行っているYahooショッピングのようなものと思います。
 それにキャッシュバックを付加したようなものと思われます。

 日本では顧客の囲い込み、リピータ増を狙いポイント制が主流ですが、現金をポイントに変えれば良いだけなので巨大資本の参入は経済に何かしらの影響を与えるものと思います。

 これでGoogleあたりもAdsenseなんかで満足せずに検索サービスと一緒にされたら…小さなASPは淘汰されるだろうなぁ。

 それにしてもビッグニュースの多い一週間だなぁ。