2008年7月18日金曜日

Windows XP Professional SP 3 統合 ROM の作成

 今回はタイトルにもあるように「Windows XP Professional SP 3 統合 ROM の作成」を行った記録記事になります。
 過去にも「Windows XP Professional」をSP 1へ統合したり、SP 2へ統合したりというものがありましたが、今回はSP 3へ統合してしまうものです。
 「Windows XP Professional SP 3 統合 ROM」からのインストールを終わったばかりですが、インストールそのものはエラーも無く終了したことから、まともにインストールできたようです。
 過去のSP 統合 ROMでは「Windows XP (SP 0)」が必要だったようですが、今回の「Windows XP SP 3化」ではSP 3の対象がSP 1となっており、どこまで通用するかが不明だったのですが「インストールはできた」というところで投稿しています。
 まず用意するファイル等は次の3つです。
  1. Windows XP SP 1 CD-ROM(SP 2 適用済の製品メディアは持ってないので不明)
  2. Windows XP SP 3 適用ファイル(MSが公開しているプロ向けファイル)
  3. ブートイメージ作成BAT(http://members.at.infoseek.co.jp/zpz/boot/より入手)
 手順は次のようになります。
  1. ブートイメージ作成BATを入手し、作業用フォルダ(C:\TEMP\XPとか)に保存する。
  2. ブートイメージ作成BATを(C:\TEMP\XPとかに)解凍する。
  3. Windows XP SP 3 適用ファイルを、ブートイメージ作成BATを解凍したフォルダ(C:\TEMP\XPとか)に保存する。
  4. ブートイメージ作成BATを解凍すると、make.batがあるのでreadme.txtを参考に修正する。
  5. CD-ROMドライブにSP 1のCD-ROMを挿入する。
  6. DOS窓を開き、カレントフォルダを作業用フォルダ(C:\TEMP\XPとか)に移動し、make.batを実行する。
  7. あとは自動でISOファイルが作成されるのを待つ。
  8. 作成されたISOファイルはブータブルなISOイメージファイルとなっている。
  9. 作成されたISOファイルは、私のところでは750MBにもなっていた。
  10. 作成されたISOファイルはCD-Rへの記録は無理と判断し、DVD+Rにイメージ焼きし、ブータブルDVDとした。
  11. 作成したSP 3 統合化 DVD を使用してインストールするだけです。
 補足情報としては、「MSサポートオンライン」を挙げておきます。
 このページを読むと、「SP 2統合化イメージを作成するにはSP 0が必要になる」と書かれています。
 そこでSP 3 統合化イメージのものがMSにあるかと思い検索してみましたが発見できませんでした。
 一度作ってしまえば楽なので作成に挑戦してみてください。
 もっともブータブル領域の情報をダウンロードしてきたもの(boot.bin)でなく、自力で吸い上げられれば良いのですが…結構タイヘンなんですよねぇ。

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