2009年3月8日日曜日

NEC製無線対応ルーター WR8500N使用記

NEC」製無線LAN対応ルーターAterm WR8500N(PA-WR8500N)」の使用記です。

結果から書けば、購入してから2か月の間は「すこぶる安定した運用」が出来ています。

もっとも、無線LANはPSPDSのポータブルゲーム機でしか使用しておらず、殆どはPCの有線LAN接続だけとなっています。

私が購入するにあたり、注目したポイントは次のとおりです。

  • LAN側、WAN側ともにギガビット対応(ただし回線はB-fletsベーシックなのでWAN側は100Mになります)
  • オールギガビット対応によるスループットの速さが見込まれる(メーカー公表値は806M)
  • 無線LANは802.11n(Draft)に対応し、802.11a/11b/11gにフル対応
  • コンシューマ用途では、Yamahaと双肩をなすNECとしての品質の高さが期待できる(安定志向)
  • 危険なDSとの接続(WEP)を回避するマルチSSIDを実装
  • 値段的にもコンシューマ用途(150000円を切る)

今までは、Planex製BRL-04GP」を使用していましたが、接続が不安定となることが多くなったための買い替えです。

設定は全てWebから行えるようになっていました。
このあたりはイマドキの製品かと思います。

接続設定が完了し、イザ使い始めてみて気づいたポイントは次のとおりです。

  • 接続設定は5パターンを登録可能で、ルーティングやポートに応じた切替使用が可能なようです(私はISP1社、フレッツスクウェア1つの2つだけを使用)
  • IPアドレス設定がアリガチな192.168.1.0/24に固定されておらず、192.168.1.0~192.168.254.0の間で設定できるほか、任意(10.0.0.0/8)に設定可能
  • IPアドレス設定の自由度が高いためか、DHCPサーバーとして機能させた時の配布アドレスもアリガチな192.168.1.0/24に限定されない
  • ルーターにFirmwareアップデート機能が内蔵されており、任意に実行させてアップできる
  • パケットフィルタエントリは最大50個まで登録可能
  • MACアドレスフィルタリングエントリは最大32個まで登録可能

次に、もう少し改良して欲しいポイント、残念なポイントは次のとおりです。

  • 802.11a系と802.11b/11g系とを同時に使用できず、切替使用のみとなっています
  • 無線動作モードを「自動」にし、オートチャネルセレクト機能で5GHz帯まで有効にさせた際に、私のようなポータブルゲーム機だけの環境では子機を拾い上げてくれません
  • 悪質サイトブロック機能は無償ではなく、有償サービスとなっています
  • DMZ機能はPlanex製のようなポート毎の割振機能(バーチャルサーバー機能)ではなく、全ポートを指定した1つのIPアドレスに転送するだけです

なお、DSの危険性については既報です。

どうやら、PA-WR8500Nは普通のアクセスにはお勧めできる1機種になりそうです。
ただし、独自サーバー公開の用途では少し貧弱な部分があるので、補完する必要があります。
私のところではBRL-04GPがあるので、そのバーチャルサーバー機能を間に噛ませるという方法もありそうに思います。

WR8500N
(http://121ware.com/product/atermstation/product/warpstar/wr8500n/index.html)

NEC/日本電気 Aterm WR8500N PA-WR8500N 価格比較
(http://www.coneco.net/PriceList/1071128337/order/MONEY/)

BRL-04GP
(http://www.planex.co.jp/product/broadlanner/brl04gp.shtml)

DSiの無線LANは要注意だった…WEPから脱却できず
(http://affilie-blog.blogspot.com/2008/11/dsilanwep.html)

週末雑貨 affilie
(http://affilie.ntym.net/)

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