「NEC」製無線LAN対応ルーター「Aterm WR8500N(PA-WR8500N)」の使用記です。
結果から書けば、購入してから2か月の間は「すこぶる安定した運用」が出来ています。
もっとも、無線LANはPSPやDSのポータブルゲーム機でしか使用しておらず、殆どはPCの有線LAN接続だけとなっています。
私が購入するにあたり、注目したポイントは次のとおりです。
- LAN側、WAN側ともにギガビット対応(ただし回線はB-fletsベーシックなのでWAN側は100Mになります)
- オールギガビット対応によるスループットの速さが見込まれる(メーカー公表値は806M)
- 無線LANは802.11n(Draft)に対応し、802.11a/11b/11gにフル対応
- コンシューマ用途では、Yamahaと双肩をなすNECとしての品質の高さが期待できる(安定志向)
- 危険なDSとの接続(WEP)を回避するマルチSSIDを実装
- 値段的にもコンシューマ用途(150000円を切る)
今までは、Planex製「BRL-04GP」を使用していましたが、接続が不安定となることが多くなったための買い替えです。
設定は全てWebから行えるようになっていました。
このあたりはイマドキの製品かと思います。
接続設定が完了し、イザ使い始めてみて気づいたポイントは次のとおりです。
- 接続設定は5パターンを登録可能で、ルーティングやポートに応じた切替使用が可能なようです(私はISP1社、フレッツスクウェア1つの2つだけを使用)
- IPアドレス設定がアリガチな192.168.1.0/24に固定されておらず、192.168.1.0~192.168.254.0の間で設定できるほか、任意(10.0.0.0/8)に設定可能
- IPアドレス設定の自由度が高いためか、DHCPサーバーとして機能させた時の配布アドレスもアリガチな192.168.1.0/24に限定されない
- ルーターにFirmwareアップデート機能が内蔵されており、任意に実行させてアップできる
- パケットフィルタエントリは最大50個まで登録可能
- MACアドレスフィルタリングエントリは最大32個まで登録可能
次に、もう少し改良して欲しいポイント、残念なポイントは次のとおりです。
- 802.11a系と802.11b/11g系とを同時に使用できず、切替使用のみとなっています
- 無線動作モードを「自動」にし、オートチャネルセレクト機能で5GHz帯まで有効にさせた際に、私のようなポータブルゲーム機だけの環境では子機を拾い上げてくれません
- 悪質サイトブロック機能は無償ではなく、有償サービスとなっています
- DMZ機能はPlanex製のようなポート毎の割振機能(バーチャルサーバー機能)ではなく、全ポートを指定した1つのIPアドレスに転送するだけです
なお、DSの危険性については既報です。
どうやら、PA-WR8500Nは普通のアクセスにはお勧めできる1機種になりそうです。
ただし、独自サーバー公開の用途では少し貧弱な部分があるので、補完する必要があります。
私のところではBRL-04GPがあるので、そのバーチャルサーバー機能を間に噛ませるという方法もありそうに思います。
WR8500N
(http://121ware.com/product/atermstation/product/warpstar/wr8500n/index.html)
NEC/日本電気 Aterm WR8500N PA-WR8500N 価格比較
(http://www.coneco.net/PriceList/1071128337/order/MONEY/)
BRL-04GP
(http://www.planex.co.jp/product/broadlanner/brl04gp.shtml)
DSiの無線LANは要注意だった…WEPから脱却できず
(http://affilie-blog.blogspot.com/2008/11/dsilanwep.html)
週末雑貨 affilie
(http://affilie.ntym.net/)
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