ヤマハは、全ポートGbE対応のVPNルータ「RTX1200」を10月下旬に発売する予定です。
ヤマハ、全ポートGbE対応のVPNルータ「RTX1200」
(http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/network/2008/08/28/13716.html)
ヤマハ ギガアクセスVPNルーター 『RTX1200』
(http://www.yamaha.co.jp/news/2008/08082701.html)
RTX1200は、現行のRTX1100の後継機種にあたる。
現行のRTX1100の値段は、価格.comの最安値で(税込)67,491円となっており、趣味の範疇では超上級機種にあたることから、SOHO向のエントリークラスに位置するものと思われる。
現行のRTX1100のメーカー希望小売価格は(税込)123,900円となっており、新発売を予定しているRTX1200でもメーカー希望小売価格は(税込)123,900円と同一となっている。
Yamahaのルーターで思い出すのは、affilieが一時ながらRTA52iを使用していた時のことです。
当時はINS64が最高速度の条件となっており、各社からTAルーターが販売されていましたが、コマンドライクな設定に憧れてRTA52iを購入し、使用していました。
現行の最新機種はRT58iとなり、値段的には御自宅部門では高級機種に位置すると思いますが、安定性は格別なものと思います。
Yamahaはピアノ、エレクトーン、バイクの他、今回のルーターは隠れた高品位メーカーです。
RT58iでは、VoIPアダプタ、DSU、TAが内蔵されており、無線LANこそ未対応となりますが、有線LAN環境ならばRT58iの1台で総てを網羅してくれるものと思います。
設定もコマンドベースが用意されているものと思いますので、チョッとした管理者気分になれる作りになっていると思います。
さて本題のRTX1200に戻すと、内部的には3系統のLANが構築されており、そのうち1系統が8ポートのギガビット スイッチング ハブになり、残り2系統は1ポートだけになり、合計10ポート分の内部ネットワーク機器を接続して使用できるようになります。
またカスケード接続を使用すれば更に増加させることはできるが、適否はユーザーの判断になります。
LAN1が8ポート スイッチング ハブなのでクライアント端末郡を接続し、LAN2かLAN3へサーバーを1台接続し、残りをWAN接続するというのが基本構成になると思います。
もっとも冗長性を考慮したWAN2回線接続となれば、LAN2とLAN3の両方をWAN接続で占有するのでLAN1側へサーバーを設置することになると思いますが、DMZポートが不明なのでセキュリティ対策の構築は不明です。
最も面白そうな機能なのがUSBポートの部分です。
このUSBポートはキーボード等のコンソール作業で使用するものでなく、USB接続できるケータイ電話機を接続するためのものということです。
つまり、ケータイをモデムモード、TAモードにしておいて、RTX1200のUSBポートへ接続しておくと、他のケータイから電話をしてリモートコントロールできるというものらしい。
この機能はSOHOや安定性を重視する御自宅サーバー党にとっても見逃せない機能と思います。
affilieのところではPlanex BRL-04GPを使用していますが、古くなってきたせいもあり、時としてフリーズしてくれます。
これが困りモノなんです。
内部のクライアントから接続できないだけならともかく、外部からのアクセスもできません。
個人ユーザーの趣味の範疇なので接続断は諦めていますが、SOHO等の場合は死活問題になります。
また、運が悪いことに、そうした接続断を起こしている最中に、検索ロボットがクロールしにきたり、カテゴリ登録した後の審査に来られたりすることもあり、接続断の状態を少しでも短くしたい方には再接続作業は極めて重要な行為です。
それがケータイ電話越にできるなら…夢のような環境です。
この機能が本当に実装されるなら、非常に魅力あるモノなので家庭向のNet ボランチシリーズへも導入して欲しいし、PlanexやBuffaloあたりのサードパーティメーカーも実装して欲しい機能です。
この文書はGoogle ドキュメントで作成し、公開 しています。
(http://docs.google.com/Doc?id=dcw8wfzq_22gdgt5zn8)
週末雑貨 affilie
(http://affilie.ntym.net/)
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