2008年8月25日月曜日

Panasonic VHSを内蔵したモデルを含む新型ブルーレイDIGA 4機種を新発売

 Panasonicは新型ブルーレイディーガ(DIGA)を4機種発表した模様です。

(http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080825-1/jn080825-1.html?ref=news)

(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080825/pana2.htm)

 中でも再生専用VHSを内蔵したモデル(DMR-BR630V)は、10月1日発売予定となっており、AV Watch様の記事によれば16万円程度と予想されています。

 機能に関する説明はAV Watch様の記事が簡潔にまとめられているので参考にして欲しい。

 affilieが注目したのは、DLNA/DTCP-IPサーバー機能が内蔵されている部分です。

 DLNAとは、今回のケースではHDDレコーダに記録されているマルチメディア情報(TV録画したデジタルデータ)をDLNA対応のプレーヤ(PS3等)を使用することにより、LAN経由で視聴できるようになるという優れモノで有難い機能です。

 週末雑貨では「Fedora8で四苦八苦」シリーズ中においてUPnPサーバーとした構築事例を掲載していますが、MediatombUshareでもDLNAに対応している模様であり、興味深深、物欲必須の分野となっています。

 DTCP-IPとはDRM保護されたコンテンツをIP上で伝送するための機構です。つまり、「地デジ」や「BSデジタル」を録画したものにはDRM保護が適用されていることから録画した機器以外では見れません。

 よって、「地デジ」を録画したものをLAN経由で現行PS3から閲覧することは不可能と思います(現行PS3DTCP-IPに未対応と思いますが、所有していないので無責任かな)。

 なお、「ダビング10」とは、「コピー9回」+「ムーブ1回」までの出力に対応する著作権保護機構で、詳細はWikipediaを参照して欲しい。

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B010)

 デジタルアウトするものをカウントし、アナログアウトするものは回数無制限となるが1世代のみ対応するという機構らしい。

 なお、「ダビング10」では、DTCP-IPによる挙動もムーブと解釈されるらしいのでDLNA/DTCP-IP対応と書かれても素直に喜べないかもしれない。
 再生なら良いんだけど…ムーブって回数にカウントされるような気が…所有していないので判断つきません。

 またDTCP-IP対応になると、docomo様がサービスしている「ポケットU」でも使えると思います。
 この場合のカウントが、どうなるかは…不明です。

 ホォ~ンと、著作権保護機構ってネットワークセキュリティと同じ位に面倒此上ない世界に思います。
 そういう規格を解釈して製品を作るメーカーさんは…サスガです。

 週末雑貨  affilie
 (http://affilie.ntym.net/)

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