「アットマーク・アイティ(@IT)」様を閲覧していたら、タイトルにもある「こんな脱力系ヒューマンエラーはいやだ。あるあるトラブル5連発」という記事があり、「面白そう…」というだけで読んでみました。
いやはや、このトラブル事例は「笑える」というよりも、いくつかはaffilieも「経験したことのあるトラブル」でした。
そこで、経験者の視点から対策事例を含めて記載します。
まずは、記事の原文はこちらを参照してください。
こんな脱力系ヒューマンエラーはいやだ。あるあるトラブル5連発
(http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/25trouble/01.html)
さて、この記事の順番に沿って対策も交えて記載していきます。
- 荷物を置きたい
- スイッチングハブ等の放熱口の前に、放熱口を塞ぐように大きなダンボール箱が置かれ、結果としてスイッチングハブが熱暴走してしまい、ネットワークが遮断されてしまった…というトラブルです。
- スイッチングハブのほか、コンピュータ関連機器の放熱口を塞ぐと内部に熱がこもってしまい、半導体部品が熱暴走します。軽いうちは、本当の暴走なので正常に動作しないだけで済みますが、最悪な場合は機器を壊します。また、半導体部品のほか、熱にデリケートな電解コンデンサも寿命が短くなり、安い電解コンデンサだと「液漏れ」の原因になります。
- affilieの職場では、スイッチングハブは比較的に荷物置場にされ難いところに設置されていますので、こうした事例のような大きな荷物を置かれて困ったことはありません。
- しかし、最近のオフィスでは(役所でさえ)個人毎にパソコンが配置され、手狭な机を更に手狭にしてしまい、パソコン本体の放熱口が塞がれてしまうことすらあります。サスガに空調が利いていたりするので熱暴走するまでに至りませんが、「ファンがうるさい」という苦情を耳にすることがあります。しかも、こういう方の多くは机上の整理が苦手な方が多く、雑然とファイルが置かれていたりします。
- 性格的なところを指摘しても喧嘩の元なので「放熱口を塞いでいますょ」程度の注意に留めておきますが、上司からは「机上の整理をしろ~!!」くらいの御言葉が欲しいところです。
もっとも最近のオフィス向けパソコンは小型化され、ブックサイズと呼ばれるモノが圧倒的に多く、一昔前の机上に置く「本立て」に「スポっと置ける」ようになったのですが、これが拍車をかけているとも…。いっそのこと、側面に放熱口のあるケースを作って欲しいところでもあります。さすがに縦置きにしたパソコンの上が塞がれることは少ないからです…って埃対策が必要になるか…凹。
- コンセントを使いたい
- スイッチングハブ等の電源コンセントを抜かれる…という良くありがちなトラブルです。
- affilieの職場では、床がフリーアクセスになっているのでスイッチングハブの電源は床下から専用の延長コードで供給しています。このため、スイッチングハブの電源コンセントを抜かれてしまうことは殆どありません。
- しかし、机上のパソコンへの電源供給を他人の分と含めて延長コードで供給しており、時折ながら他人のパソコンの電源を間違えて抜いてしまい…悲。
- この対策としては、「荷札掛け」が一番です。
- 抜く前に確認位はしていますが、追いかけるまでは面倒なのでしません。そこで「荷札」で表示しておけば、間違えられることはないでしょう。
- ただし、「掃除のおばちゃん」が気づかずに抜かれてしまう対策にはなりません。こうした作業上の「引っかかり」で抜かれてしまうのを防ぐには、単に挿すだけのコンセントではなく、「抜け止め機構付…回してロック」みたいなコンセントを使うと防げると思います。
- まとめると、「抜け止め防止機構付コンセント」を使って、「荷札」を掛けておくのが一番と思います。
- LANケーブルを使いたい
- カテゴリ違いのLANケーブルを使われてしまい、結果として回線速度が低下した…というトラブルです。
- こればかりは、対策のしようがありません。
- さすがに全社員にLANケーブルの種別までを教え込むのは無理というものです。
- これの対策としてはネットワーク管理者が定期的にチェックして使われては困るものを捨てるより他はないでしょう。
- 会社の経費を使うようで悪いですが、在庫として準備しておくにしても、カテゴリ5e以上のモノだけにしておくのが吉と思います。
- ケーブルが邪魔
- LANケーブルを同一スイッチングハブに接続され、通信がループし、結果としてビジー状態となり通信できなくなる…というトラブルです。
- これまた、研修等で教育しても無理な事例と思います。しかし、時として「面白、可笑しく」研修ネタに含ませておくのも吉になるときがあります。真面目に説いても覚えてくれませんが、「笑い」の中なら「人間覚えが速い」です。
- また、スイッチングハブから接続させることをユーザーに任せているのが敗因とも…。
- これまた、会社の経費を使ってしまいますが、今は使っていない机の分も含め、予めLANケーブルを容易に接続できるようにメスコネクタを用意しておくのが吉と思います。
- 事例ではカバーと記載されていますが、それよりも延長接続用のコネクタで良いので目立つようにしておくことも重要です。オスコネクタにカバーを付けた程度では、机の奥に押し込まれてしまい、探すのに一苦労するからです。「このコネクタは将来使う大事な端子」と思わせておくのが大事かと思います。
- 更新ってなんですか
- ドメインの更新を忘れていた…というトラブルです。
- こればかりは、「他人のフリ見て、我がフリ直せ」で、自分の独自ドメインの有効期限をチェックしました…笑。
- チェックして思ったのが、「独自ドメインを取得して8年かぁ~」です。
- 8年前のインターネット接続環境と云えば…「INS64」に「テレホーダイ」あたりだったハズ。パソコンも、MMX-PentiumかPentium-III だったと思います。
- その当時は、Linux月刊誌も多くあり、付録のCD-ROMで勉強させてもらいましたょ…インストールを。
どれも「アリガチ」なトラブルですので、参考になります。
この記事は、Windows Live Writerで作成し、投稿しています。
週末雑貨 affilie
(http://affilie.ntym.net/)
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