SD等のフラッシュメモリの製造メーカーの1つであるアドテック(ADTEC)は、9月22日付の同社プレスリリースにおいて「myris(マイリス)LED蛍光管販売開始」と発表しました。
秋葉原界隈では「SD」や「microSD」、「USBフラッシュメモリ」で「ADTEC」のロゴを見た方は多いと思います。
その「ADTEC(アドテック)」が、従来の蛍光灯よりも消費電力が少なくなる蛍光灯を発売します。
今回の「ADTEC蛍光灯 (独断で命名)」は、発光体として白色LEDを用いた「LED蛍光灯」です。
従来の蛍光灯のガラス部分に相当する部位を「透明」か「白色」にして2タイプを用意しているようです。
よって、「白色」タイプは着色されている分だけ「透明」タイプよりも通過光量が低下するものの、内部のLEDが見えにくくなります。
その「ADTEC蛍光灯」は、現在のオフィスでポピュラーとなっている直管型40W蛍光灯の代わりに使えるようになっています。
つまり、「直管型40W蛍光灯」が切れ、交換する際に「直管型40W蛍光灯」ではなく、「myris LED蛍光灯」を使用すれば良いだけになります。
「ADTEC」によると、消費電力は「22W~26W」とされており、単純計算では「40Wの6割程度」となります。
明るさは、従来の「直管型40W蛍光灯」と同等としており、指向性の強いLED光を上手く拡散できているようです。
もっとも、従来の「直管型40W蛍光灯」では上半分に照射された光を反射板で反射しており、鏡でも使わない限りは無駄が発生していたのです。今回の「ADTEC蛍光灯」は、そうした無駄を生じないようにし、更にLEDによる低放熱性も加わったことにより、実現できた低消費電力と思います。
発売開始時期は9月26日、価格はオープンとされていますが、同社直販サイトでは既に予約が開始されており、直販価格は(税込)35,000円とされています。
価格が価格だけに、寿命が気になりますが、50,000時間以上とされています。
1日10時間、週5日とすれば、1,000週となり、52週/年で計算すると…19年とチョットということになります。
ただし、程度問題として、「発光量の減少がどの程度まで進行した時のことか」までは不明です。
また、従来の「直管型40W蛍光灯」ではガラスとされている表装をポリカーボネートにしているので廃棄する際の問題もありそうですが、19年先の技術に委ねるところも大きいだろう。
オフィスで使用するとなると、点灯方式も重要な要素ですが、「ADTEC」によると、「スタータ(グローのこと?)式、ラピッドスタート式、電子式」に対応するとしています。つまり、殆どのオフィスで使用されている蛍光灯器具に使えるようです。
今のところは、家庭用となる円形は無いですが、期待したいところです。
上が透明タイプ(MRLT-L-CP-D)
下が白色タイプ(MRLT-L-DP-D)
myris(マイリス)LED蛍光管販売開始 ~約60%の低消費電力、5倍以上の長寿命
(http://www.adtec.co.jp/pressrelease/2008/080922/index.html)
ADTEC直販サイトのマイリス(Myris)蛍光灯のページ
(http://www.adtec.co.jp/direct/index.php/product-list/181)
この文書は、Windows Live Writer で作成し、投稿したものです。
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