秋葉原ソフマップタウン1周年記念に参加したサイズ(Scythe)は、9月20日(土)の午後に行った同社イベントにおいてユニークなPCケースを展示した模様です(AKIBA PC Hotline!)。
PCケースの型番らしきモノは「R-4」で、愛称は「BULLDOZER」ということらしい…。
早速に発表元のサイズ(Scythe)のホームページをチェックしましたが、「R-4」と「BULLDOZER」に関する資料は無いようです。
こうなると、AKIBA PC Hotline!様の画像を見て頂くより仕方ありません。
おそらく試作機による展示品らしくカラーリングはAKIBA PC Hotline!様の記事タイトルにもあるようにエヴァンゲリオンの零号機(だと思った…)を彷彿とさせる「パープルを基調としたグリーンのアクセント」となっているが、発売時は「ブラック」となるようです。
また、特徴的なのは、サイズ(Scythe)が既に発売しているPCケース「TOAST」で採用している光学ドライブのユニークな設置構造だろう。
PCケース「TOAST」では、光学ドライブの向きを上面に向けていたのでトレイが上に排出されるようになっていましたが、今回のPCケース「BULLDOZER」は対照的となる下向きとなっています。
「TOAST」にしろ、「BULLDOZER」にしろ、トレイ排出方向が上または下になるので、縦置手前出よりも更にトレイ形状を選ぶので使用している光学ドライブとの物理的な相性もありそうなので要注意です。
気になる方は、使用している光学ドライブのトレイ構造…メディアキャッチするための爪や掘込を確認して欲しい。
affilieが気にした部分は、こうした「ウケ狙い」の構造部分ではなく、PCケースとして最も重要な要素の一つとなる通風性や冷却性です。
発売元のサイズ(Scythe)では「PCケースの奥行寸法を短縮させるため」としているようですが、affilieは他も考えてのことと思います。
記事を掲載しているAKIBA PC Hotline!様の画像を良く見て欲しいのだが、ファンが取付可能なダクトとして、「前面1発」、「背面2発」、「側面1発」までは多くのPCケースで採用されている…云わば「標準型」ですが、今回のPCケース「BULLDOZER」は「底面1発」も用意されています。
その「底面1発」の位置も、PCケース底面のホボ中央…これがミソかな。
「BULLDOZER」の写真からは大きさが不明ですが、恐らくATXマザーが載ると思います。ダメでもMicroATXは載ると思います。
ここで、マザーボードを拡張の必要がないハイエンド寄のテンコ盛マザーとし、VGAカードだけを挿した状況を想像して欲しい。
「底面1発」のファンから吹かれた風が真っ先にあたるのは、VGAカードのチップ側…つまり最近のPCでは1番の放熱源とされる部分に直接当たります。
しかも、光学ドライブを内蔵せず、HDDも一番上ですから、通風を遮るものは、CPUクーラー部分とマザーボード上のヒートシンク、VGAカードになる。
CPU部分も「側面1発」から給気できることから、排気口を上手くセットしてやれば、かなりの通風性能を出せるPCケースと思われます。
排気は通常「電源部」となるのですが、給気量と排気量をバランスさせることを考えると、「背面1発」を追加使用しても良いだろう。
Core 2 Quad と DDR3メモリを所持していないので参加できませんが、「オーバークロック大会」の空冷部門狙いなら、こうした通風性能を考慮することも重要と思います。
これは、かつて「厚紙工作」で通風ダクトを自作したものからのアドバイスでもあります。
(http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20080920/etc_scythe.html)
(http://www.dosv.jp/contest/oc_quad/)
この記事は、Windows Live Write で記載し、投稿しています。
週末雑貨 affilie
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